佐藤龍世~仲間から受け取った大漁旗を胸に。きらりと光る一筋の星を目指すルーキー~(埼玉西武ライオンズ)【インサイト的選手名鑑】

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2019.9.3(火) 17:23

埼玉西武ライオンズ・佐藤龍世選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・佐藤龍世選手(C)パーソル パ・リーグTV

佐藤龍世(さとう・りゅうせい)/内野手

#31/1997年1月15日生まれ
174cm・81kg/右投右打


 北海高校、富士大学を経て、2018年ドラフト7位で埼玉西武に入団。高校時代は甲子園出場は叶わなかったが、同じく埼玉西武に入団した戸川大輔選手(2014年育成ドラフト1位)とともにプレー。卒業後は富士大学に入学し、1年春からベンチ入り。3年の春には首位打者と本塁打王、さらに秋には打点王に獲得し、1年秋、3年春、秋と3度のベストナインに輝いた。

 出身は北海道の厚岸(あっけし)町。実家は漁師を営み、年末年始の帰省ではカキをむく作業の手伝いをした。弟は同じく北海高校から富士大学に進学し、現在は2年生でキャッチャーを務めるプロ注目の存在。さらに、いとこはスピードスケートの平昌五輪金メダリストの佐藤綾乃選手という、スポーツ一家だ。

 1年目として迎えた春季キャンプではA班に抜擢されると、ルーキーでは唯一の開幕一軍をつかみ取る。3月29日にプロ初出場を果たし、プロ初安打は4月6日の北海道日本ハム戦での内野安打。4月20日に登録抹消されたが、5月24日に再び一軍に昇格し、7月7日の千葉ロッテ戦では9番・サードでプロ初スタメンを務めるなど、順調に経験を積んでいる。

 守備では地肩の良さが美しい送球を生み、ファインプレーも披露。現在は守備からの出場が多いが、力強く、鋭いスイングが生むバッティングが魅力的な中距離ヒッターでもある。43打席と打席に立つ機会は少ないが、今季放った11安打のうち、二塁打が6、プロ初の本塁打が8月10日に飛び出すなどすでに長打力を発揮。将来は前年まで埼玉西武に所属していた浅村栄斗選手のように、率を残せて長打もあり、打点王を狙える存在を目指す。

 埼玉西武は2018年に山川穂高選手、外崎修汰選手、多和田真三郎投手と「富士大トリオ」がそろって活躍。同大学出身の佐藤選手も加わり、「富士大カルテット」として期待が寄せられている。特に山川選手、外崎選手は偉大な先輩であると当時に、同じ内野を守る仲間でありライバル。先輩にも負けない輝きをもつ一筋の光を目指して、佐藤選手の挑戦は始まっている。

☆佐藤龍世選手の動画はこちらから!

佐藤龍世選手をもっとよく知るために。パ・リーグインサイトの過去の記事

埼玉西武新人9選手の入寮時に持ち込んだものとは? 枕からド派手な大漁旗も
 埼玉西武の入寮には欠かせない「持ち込みグッズ」。佐藤選手は鮮やかな「大漁旗」を持参し入寮。漁師になった地元の仲間たちから贈られたもので、寮の自室に飾っている。仲間たちの想いを胸に、プロでの飛躍を誓う。

憧れ、寂しさ、「好きなおかず」 埼玉西武ルーキー内野手が初々しくキャンプを振り返る
 同じく2018年ドラフト3位の山野辺翔選手と出演したラジオで春季キャンプを振り返った佐藤選手。再び同じユニフォームをまとい戦うこととなった山川選手との会話、寂しがりな一面まで初々しさの残るトークとなっている。

埼玉西武ドラ7佐藤「出来過ぎ」プロ初猛打賞&4打点 辻監督「向かっていく姿勢がいい」
 8月1日の福岡ソフトバンク戦では2度目のスタメン出場。ここで2本の二塁打など3安打4打点で「出来過ぎ」と振り返ったが、プロ初の打点、猛打賞を記録した。試合は自身が最後の打者となり空振り三振で敗戦したが、最後まで力強いスイングを捨てずに思い切りの良さをアピールした。

文・丹羽海凪

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