開幕投手候補の二木康太と美馬学が好投。荻野貴司に先制弾が飛び出した千葉ロッテが勝利

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2021.3.6(土) 15:37

3/6 マリーンズ対ライオンズ ダイジェスト(C)パーソル パ・リーグTV
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 3月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武のオープン戦は、4対0で千葉ロッテが勝利。序盤から試合の主導権を握り、本拠地での初戦を白星で飾った。

 初回、1死から荻野貴司選手が埼玉西武の先発・浜屋将太投手のストレートを豪快に振り切ると打球はレフトスタンドへ。今季12年目を迎えたベテランのオープン戦初安打となる一発で幸先よく先制に成功すると、3回裏には3連打で作った満塁の場面からレアード選手の押し出し四球などで2点を追加。4回裏には岡大海選手の犠飛も生まれ、浜屋投手から4点を奪った。

 先発は二木康太投手。援護をもらった2回からは得点圏に走者を置く場面が続くも、要所を締める投球で3回を無失点で投げ切った。4回表からは美馬学投手が登板し、変化球を武器に3イニングで4奪三振、一人の走者も許さない完璧な投球でリードを保った。

 7回からは3番手に東條大樹投手がマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑える。続く8回表はハーマン投手がわずか7球で3人を打ち取ると、9回表は守護神・益田直也投手が3番から始まる好打順を無失点で締めて試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、開幕投手候補の二木投手と美馬投手が仕上がりの良さをアピール。それぞれ3回を無失点に抑える好投を披露した。また、打線では荻野貴司選手が先制弾を含む2安打1打点と結果を残した。一方、敗れた埼玉西武は千葉ロッテ投手陣の前に打線が5安打無得点。先発の浜屋投手も5回4失点と精彩を欠いた。

  123456789 計
西 000000000 0
ロ 10210000X 4

西 ●浜屋将太-吉川光夫-田村伊知郎-平良海馬
ロ ○二木康太-美馬学-東條大樹-ハーマン-益田直也

文・和田信

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