益田直也~シンカーをはじめとした多彩な球種を操る幕張の守護神~(千葉ロッテマリーンズ)【インサイト的選手名鑑】

パ・リーグ インサイト 東海林諒平

2019.4.25(木) 17:00

千葉ロッテマリーンズ・益田直也投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・益田直也投手(C)パーソル パ・リーグTV

益田直也(ますだ・なおや)/投手

#52/1989年10月25日生まれ
178cm・80kg/右投右打


 市和歌山商高校 - 関西国際大学を経て、2011年のドラフト4位で千葉ロッテに入団。サイドスロー気味のスリークォーターから150km/h越えるストレートを投じ、スライダー、シンカー、カットボールといった多彩な変化球を駆使して凡打の山を築く、リーグを代表するリリーバーだ。

 2012年シーズンはルーキーながらリリーフとしてフル回転。72登板で41ホールド、防御率1.67の好成績で『新人王』を獲得。2013年は開幕からクローザーを務め、リーグ最多の68試合登板、33セーブを記録し、『最多セーブ』に輝き、日本代表にも選出された。5年連続50試合登板を達成、プロ入りから7年で412試合に登板するなど、ブルペンを支え続けた。

 一時不調でクローザーの座から降りたものの、2018年は開幕からフル回転し、チームトップの70試合に登板。2019シーズンは開幕からクローザーを務め、27セーブを挙げて再び守護神の座をを勝ち取り、オフには国内FA権の行使をせずに千葉ロッテに残留を決意。2020シーズンは通算500試合登板、史上5人目の通算100ホールド&100セーブを達成するなど、最終的には54試合でリーグ3位の31セーブをマークする大車輪の活躍を見せた。2021年もチームリーダーとして、リリーフ陣をけん引していく。

【2020年一軍成績】
54試合3勝5敗 5ホールド31セーブ 52回 53奪三振、防御率2.25 WHIP1.13


(2021/1/6追記)

文・東海林諒平

益田直也投手をもっとよく知るために。パ・リーグインサイトの過去の記事

5年連続50試合登板の千葉ロッテ・益田投手を支える、「負けん気」
史上4人目となるプロ1年目から5年連続となる50試合を達成した益田投手。そんな鉄腕を支えているのは持ち前の「負けん気」だった。

千葉ロッテの新選手会長に益田直也が就任 「やるからには全身全霊、頑張ります」
2020年から千葉ロッテの選手会長に就任した益田投手が決意を語りました。

金字塔に達した森唯斗と益田直也。パーソル CS パで相対する両守護神の共通点と違い
2020シーズンにほぼ互角の成績をマークし、通算100ホールド&100セーブを達成した森投手と益田投手。両投手が中継ぎ・抑えの双方で成功を納めてきた理由に迫ります。

☆益田直也投手の動画はこちらから!

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