山岡泰輔が1年ぶりの完投勝利。接戦を制しオリックスが連敗ストップ

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2020.10.30(金) 21:32

オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月30日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第21回戦は、3対2でオリックスが勝利。先発・山岡泰輔投手が128球を投じて完投勝利を挙げ、チームの連敗を「4」で止めた。

 北海道日本ハムは1回裏、2番・平沼翔太選手の二塁打を起点に1死2、3塁の好機を得ると、4番・中田翔選手が左翼フェンス直撃の適時打を放って2点を先制する。援護をもらった先発・マルティネス投手は3回まで被安打1、無失点とオリックス打線を封じ、2対0と北海道日本ハムがリードして試合は中盤へと進んでいく。

 4回表、オリックスは1死から2番・安達了一選手が安打を放つと、2死1塁となってから5番・モヤ選手の適時二塁打で1点を返す。続く5回表も先頭の8番・大城滉二選手の安打から1死3塁とすると、1番・佐野皓大選手、3番・安達選手に適時打が出て逆転に成功。直後の5回裏を先発・山岡泰輔投手が3者凡退に打ち取り、5回を終えて3対2とオリックスがリードを握った。

 山岡投手は6回以降も北海道日本ハム打線を封じて流れを渡さず、1点のリードを守ったまま9回裏のマウンドに上がる。2死から1,2塁のピンチを招いたものの、最後は7番・野村佑希選手を二飛に仕留めて試合終了。オリックスが3対2で勝利を収めた。

 4回表、5回表に集中打の出たオリックスが勝利。山岡泰輔投手は昨年9月27日以来となる完投で今季4勝目を挙げた。対する北海道日本ハムは初回に先制するも、2回以降は山岡投手を攻めあぐねて得点を重ねることができず、連勝は「3」で止まった。

  123456789 計
オ 000120000 3
日 200000000 2

オ ○山岡泰輔
日 ●マルティネス-福田俊-宮西尚生

文・成田康史

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