10月14日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第20回戦は、7対2で北海道日本ハムが勝利。投打かみ合った試合運びで、同カードの対戦成績を1勝1敗とした。
北海道日本ハムは1回裏、杉谷拳士選手が8球粘った末に四球を選ぶと、続く大田泰示選手に12号2ランが飛び出し、2対0と先制に成功。以降は両軍走者を出しながらも、3回まで無得点が続いた。
再び試合が動いたのは4回裏。1死から杉谷選手が安打で出塁し、埼玉西武の先発・浜屋将太投手をマウンドから降ろすと、2番手・平井克典投手から中田翔選手が適時二塁打を放ち、追加点を挙げる。さらに2死2塁からワイルドピッチの間に中田選手が一気に本塁に突入。ヘッドスライディングでタッチをかいくぐり、点差を4点に広げた。
6回裏には3番手・國場翼投手から四球と安打で1死満塁とすると、中田選手が押し出し四球、続く近藤健介選手が左犠飛を放ち、2点を追加。なおも2死1、2塁のチャンスで、渡邉諒選手に適時二塁打が生まれ、この回一気に3得点。7対0と試合を決定付けた。
好投を続けるバーヘイゲン投手は、8回に自身2度目となる2桁奪三振を記録。7点リードの9回表は、玉井大翔投手が川越誠司選手の2号2ランで2点を返されるも、最後は山川穂高選手を打ち取りゲームセット。北海道日本ハムが7対2で前日の悔しさを晴らした。
バーヘイゲン投手は8回3安打10奪三振無失点の内容で7勝目をマーク。打っては大田選手に6試合ぶりの本塁打が飛び出すなど、チーム8安打7得点と味方投手を援護した。
埼玉西武先発の浜屋投手は3.1回5安打5四球3失点で無念の降板。打線は最終9回表に川越選手の2ランで2点を返すも反撃はそこまで。連勝とはならなかった。
123456789 計
西 000000002 2
日 20020300X 7
西 ●浜屋将太-平井克典-國場翼-田村伊知郎
日 ○バーヘイゲン-宮西尚生-玉井大翔
文・北嶋楓香
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