山川穂高が終盤に意地の同点弾! 救援陣が踏ん張り、獅子対鷹は引き分けに

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2020.10.8(木) 21:46

埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月8日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第17回戦は、4対4で引き分けに。序盤は福岡ソフトバンクがリードするも、終盤に埼玉西武・山川穂高選手の同点3ランが飛び出した。

 埼玉西武は1点を先制された直後の2回裏、先頭の4番・メヒア選手が二塁打で出塁すると、続く5番・栗山巧選手の適時打で同点に。その後先発・今井達也投手が苦しみ、3点を勝ち越されるも、救援陣が追加点を与えず、流れを引き寄せる。

 すると迎えた7回裏、森友哉選手、スパンジェンバーグ選手の安打で福岡ソフトバンク先発・石川柊太投手から好機を演出すると、7番・山川穂高選手が高めに浮いた変化球を完璧に捉える。打球はライオンズファンの待つレフトスタンドへ突き刺さる24号3ランとなり、たちまち4対4の同点に追いついた。

 8回表を森脇亮介投手、9回表を増田達至投手が0で抑える。打線は迎えた9回裏、福岡ソフトバンクの守護神・森唯斗投手から1死満塁の好機を得たが、ここはあと一本が出ず、試合は延長戦に。

 10回表をギャレット投手が3者凡退に抑えると、10回裏は高橋礼投手に対し、1、2塁のチャンスを迎えるも、最後は呉念庭選手が倒れ、4対4で試合終了。

 埼玉西武は今井投手が3回で降板するも、救援陣が圧巻の無失点リレー。7回裏の同点劇を呼び込んだ。一方の福岡ソフトバンクは、石川投手が7回に痛恨の被弾。9回、10回とサヨナラのピンチを招くも、救援陣が踏ん張りを見せた。

  12345678910 計
ソ 0130000000 4
西 0100003000 4

ソ 石川柊太-モイネロ-森唯斗-高橋礼
西 今井達也-小川龍也-國場翼-宮川哲-森脇亮介-増田達至-ギャレット

文・岩井惇

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