10月6日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第15回戦は、3対1で埼玉西武が勝利。森友哉選手が3打点の活躍を見せ、チームの連敗を止めた。
埼玉西武・高橋光成投手と福岡ソフトバンク・千賀滉大投手の先発で始まった試合は、互いに4回まで本塁を踏ませない白熱した投手戦となった。
均衡を破ったのは埼玉西武。5回裏、9番・木村文紀選手の四球、続く金子侑司選手の安打や敵失策などで1死満塁と絶好のチャンスを作ると、3番・森選手が犠飛を放ち、1点を先制した。
高橋光成投手は5回まで鷹打線を無安打に封じこめる圧巻の投球を披露。6回表は初安打を許しながらも無失点で切り抜けたが、7回表に3番・柳田悠岐選手に安打、続くグラシアル選手に死球を与えたところで降板。一打同点の場面だったが、ここは平良海馬投手が併殺で切り抜け、1点のリードを守った。
8回表を森脇亮介投手が無失点でつなぐと、8回裏に森選手が適時三塁打を放ち、2点を奪う。待望の追加点を得て迎えた最終回は、増田達至投手がグラシアル選手の適時打で1点を失うも、後続を内野ゴロに抑え、3対1で試合終了。
勝利した埼玉西武は、高橋光成投手が6.1回102球2安打8奪三振無失点で6勝目をマーク。降板後には、「ここ最近は先制点を取られてしまうことが多かったので、今日は先制点を与えないという課題はクリアできたと思います。ただ、7回はあのような形でマウンドを降りてしまいましたので、もうひと踏ん張りできるような投手になっていくことができたら」と、反省を口にした。
一方敗れた福岡ソフトバンクは、千賀投手が6回142球2安打7四球7奪三振1失点の力投も、打線が4安打1得点に終わり、チームの連勝は「4」で止まった。
123456789 計
ソ 000000001 1
西 00001002X 3
ソ ●千賀滉大-嘉弥真新也-松本裕樹-泉圭輔
西 ○高橋光成-平良海馬-森脇亮介-S増田達至
文・下村琴葉
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