10月3日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第19回戦は、6対3で千葉ロッテが勝利。一発攻勢で埼玉西武の救援陣を打ち崩した。
千葉ロッテ先発の中村稔弥投手は、2回表に栗山巧選手に11号ソロを献上し先制を許すと、5回表には木村文紀選手にも6号2ランを被弾。中盤までに3点のリードを許したところでマウンドを降りた。
3回裏の途中に埼玉西武の先発・ギャレット投手が降板して以降、埼玉西武の救援陣を打ち崩せない千葉ロッテは6回裏、先頭の4番・安田尚憲選手が四球で出塁。5番・井上晴哉も安打で続き無死1、2塁の絶好機を作ると、6番・福田秀平選手がライトスタンドへ4号3ランを放ち、試合は振り出しに。
追い付いた千葉ロッテは7回表を唐川侑己投手が3者凡退でつなぐと、7回裏に連続四球と犠打で1死2、3塁と一打勝ち越しの好機を演出。この場面で打席に入った安田選手が変化球を捉えると、打球はライトスタンドへ突き刺さる6号3ランに。23試合ぶりとなる一発で勝ち越しに成功した。
8回表は、前日メヒア選手に一発を浴びて敗戦投手となった澤村拓一投手がマウンドへ。先頭の森友哉選手を三振に切って取ると、続くメヒア選手を内野ゴロに打ち取り、リベンジを果たした。3点差を保った9回表は守護神・益田直也投手が無失点に抑え、6対3で試合終了。
勝利した千葉ロッテは福田選手、安田選手の3ランで逆転勝利。救援陣による好投が逆転につながった。一方の埼玉西武は、前半に奪った3点のリードを守り切ることができなかった。
123456789 計
西 010020000 3
ロ 00000330X 6
西 ギャレット-小川龍也-平井克典-宮川哲-●森脇亮介-田村伊知郎
ロ 中村稔弥-東妻勇輔-○唐川侑己-澤村拓一-S益田直也
文・和田信
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