9月20日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第18回戦は、5対4で埼玉西武が勝利。連敗を「3」で止めた。
オリックスは初回、本日一軍に昇格した3番・太田椋選手がレフトスタンド上段に特大の3号ソロを運び、1点を先制する。3回裏には、1番・福田周平選手が安打で出塁すると、続く宜保翔選手が適時二塁打を放ち、1点を追加。さらに4回裏に5番・モヤ選手の2号ソロ、5回裏には1番・西浦颯大選手に1号ソロが飛び出し、4対0のオリックスリードで試合は折り返した。
4点を追う埼玉西武は6回表、4番・山川穂高選手が22号2ランを放ち、4対2と2点差まで詰め寄る。さらに8回表、4番・山川選手の安打と2者連続の四球で2死満塁とすると、途中出場の森友哉選手が4番手・吉田凌投手から走者一掃の適時二塁打を放ち、逆転。一挙3点を追加し、5対4と試合をひっくり返した。
埼玉西武は8回以降を平良海馬投手、増田達至投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、5対4で試合終了。先発の松本航投手は初回から失点を重ね、5回69球5安打3本塁打4失点と試合を作ることができなかったが、後を託されたリリーフ陣が無失点リレーで逆転勝利につなげた。打線では不振に苦しんでいた山川選手が2安打2打点の活躍、スタメンを外れた森選手が意地の逆転打を放った。
一方敗れたオリックスは、先発のアルバース投手が6回86球7安打2失点の力投を披露したが、リリーフ陣が踏ん張り切れなかった。打線では太田選手、モヤ選手が本塁打を記録。西浦選手は2つの好守備と1号ソロで攻守にわたって活躍を見せた。
123456789 計
西 000002030 5
オ 101110000 4
西 松本航-宮川哲-○森脇亮介-平良海馬-S増田達至
オ アルバース-漆原大晟-山田修義-●吉田凌-富山凌雅
文・下村琴葉
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