9月1日18時から札幌ドームで北海道日本ハムと楽天の第13回戦が行われる。ともに連敗で迎える両チーム、カード初戦を白星で飾るのはどちらのチームか。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→5勝6敗1分
楽天イーグルス→6勝5敗1分

【北海道日本ハム】上沢直之投手 7試合4勝2敗 41.2回 45奪三振、防御率3.02
【楽天イーグルス】辛島航投手 13試合0勝1敗 9.2回 6奪三振、防御率6.52

　北海道日本ハムの先発は上沢直之投手。前回登板では、埼玉西武打線を相手に6回2失点と試合を作り4勝目を手にした。楽天に対しては8月18日の登板で7回無失点、10個の三振を奪う好投を見せており、この試合も自身の投球から勝利を引き寄せたい。打線では近藤健介選手に注目だ。自打球による負傷で欠場が続いていた近藤選手だが、8月30日に「5番DH」で先発復帰すると2打席目に二塁打を放ち健在をアピールした。復活を果たした巧打者が今季2度目の4連敗と苦しむチームの救世主となる。

　対する楽天は辛島航投手が先発。今季は開幕からリリーフとして13試合に登板していた左腕だが、8月上旬からはファームで先発調整を重ねてきた。8月25日の北海道日本ハム戦では6回無失点と好投しており、満を持して今季初先発のマウンドに上がる。打線の注目は島内宏明選手。札幌ドームでの試合では20打数9安打、打率.450と圧巻の成績を残す島内選手は、火曜日の成績も打率.441と突出している。今季初先発となる辛島投手を援護していきたいところだ。

文・成田康史

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