9月1日18時から京セラドーム大阪でオリックスと福岡ソフトバンクの第16回戦が行われる。パ・リーグが誇る剛腕エース対決の見どころをご紹介。

【今季対戦成績】
オリックス→2勝13敗
福岡ソフトバンク→13勝2敗

【オリックス】山本由伸投手 10試合3勝2敗 66.2回 77奪三振、防御率3.38
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 8試合5勝2敗 49回 56奪三振、防御率3.67

　オリックス・山本由伸投手、福岡ソフトバンク・千賀滉大投手が2週連続、今季3度目の投げあいとなる。先週8月25日の試合は7回無失点の千賀投手に軍配。山本投手も6回2失点と好投するも、打線の援護に恵まれず2敗目を喫した。山本投手は今季0勝2敗、防御率5.00と苦戦している福岡ソフトバンクを相手に、7月12日以来となる白星を挙げることはできるか。それとも今季オリックス戦を3試合3勝0敗、防御率0.95と得意にしている千賀投手が今回も投げ勝ち、チームを9連勝に導くか。

　打線ではオリックス・西野真弘選手に注目だ。昨季オフに左足首の手術を受け、今年は開幕以降ファームでの出場が続いていたが、打率.355の好成績で8月28日に今季初昇格を果たすと、スタメン起用に応えて2試合連続で安打を放った。チームの反撃に向け、新たな戦力の活躍に期待したい。福岡ソフトバンクでは周東佑京選手に注目したい。8月28日からの3連戦ではいずれも「1番・セカンド」として先発出場。すべての試合で得点を記録してリードオフマンの役割を果たした。この試合でも1番定着へのアピールを重ねていきたい。

文・成田康史

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