7月1日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第2回戦は、6対0でオリックスが勝利。投げては完封リレー、打っては6得点と投打がかみ合い連敗を止めた。
オリックスは鈴木優投手が今季初先発のマウンドへ。注目の立ち上がりは3者凡退に抑える好スタートを見せると、毎回奪三振を挙げるなど埼玉西武打線を5回まで無安打に抑える好投を披露。結果的には5回打者17人に対し73球、無安打7奪三振2四球無失点の内容でマウンドを降りた。
好投に応えたい打線は6回表、先頭の安達了一選手が四球で出塁すると、続く吉田正尚選手が埼玉西武先発の今井達也投手から1号2ランを放って2点を先取。なおも4番・ジョーンズ選手の二塁打で好機を演出すると、6番・ロドリゲス選手の適時打で1点を追加、続く若月健矢選手も安打を放ったところで今井投手をノックアウト。代わった宮川哲投手からも2つの押し出し四球、3番手の小川龍也投手からも押し出し四球を選びさらに3点を追加し、6対0とリードを広げた。
一挙6点を挙げたオリックスは6回裏を山田修義投手、7回裏を増井浩俊投手が無失点でつなぐと、8回裏はヒギンス投手、9回裏を澤田圭佑投手が埼玉西武打線を抑え、6対0で試合終了。
勝利したオリックスは、先発の鈴木優投手が5回無失点でプロ初勝利。打線も主砲・吉田正選手に待望の1号が生まれるなど中盤に6点を挙げ、連敗を「7」で止めた。一方敗れた埼玉西武は、先発した今井投手が5.1回4安打4四球5失点で2敗目。打線は2安打無得点、2失策と攻守に精彩を欠き、連勝が「4」で止まった。
123456789 計
オ 000006000 6
西 000000000 0
オ ○鈴木優-山田修義-増井浩俊-ヒギンス-澤田圭佑
西 ●今井達也-宮川哲-小川龍也-森脇亮介-田村伊知郎
文・東海林諒平
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