6月27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第5回戦は、2対1で千葉ロッテがサヨナラ勝利。延長10回裏、ドラフト2位ルーキー・佐藤都志也選手にプロ初安打となるサヨナラタイムリーが生まれ、7連勝を飾った。
千葉ロッテ先発の種市篤暉投手は初回、オリックスの1番・中川圭太選手に1号ソロを浴び、立ち上がりに1失点。しかし直後の1回裏、1番・荻野貴司選手が二塁打で出塁するとすかさず盗塁を決め、内野ゴロの間に同点のホームイン。好調のリードオフマンの活躍で試合を振り出しに戻した。
初回に1点を失った種市投手は、3回から6回にかけて4イニング連続2者凡退に抑え、7回には3者連続三振を奪うなど、7回3安打8奪三振2四死球1失点の好投を披露。8回表はジャクソン投手、9回表を益田直也投手がピンチを背負いながらも無失点でつないだが、打線がオリックスの投手陣を捉えられず。試合は延長戦へ突入した。
千葉ロッテは10回表をハーマン投手がテンポよく3者凡退に抑えると、10回裏に2四球で2死1,2塁の好機を演出。この場面で代打に起用されたドラフト2位ルーキー・佐藤都志也選手が、右中間を破るサヨナラ打を放ち、2対1で試合終了。
勝利した千葉ロッテは、先発の種市投手が7回1失点、後を受けたリリーフ陣が無失点投球を見せ、サヨナラ勝利につなげた。敗れたオリックスは、先発した田嶋大樹投手が6.2回打者23人に対し99球、3安打7奪三振、無四死球1失点の快投も、打線が千葉ロッテ投手陣を攻略できなかった。
12345678910 計
オ 1000000000 1
ロ 1000000001X 2
オ 田嶋大樹-比嘉幹貴-増井浩俊-ディクソン-ヒギンス-●澤田圭佑
ロ 種市篤暉-ジャクソン-益田直也-○ハーマン
文・東海林諒平
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