【eBASEBALL】いざ、日本一連覇へ。チーム紹介・埼玉西武編

パ・リーグ インサイト

2019.11.2(土) 15:15

緒方選手(左下)、神谷選手(右下)、前田選手(左上)、大上選手(右上)
緒方選手(左下)、神谷選手(右下)、前田選手(左上)、大上選手(右上)

圧巻の成績で日本一に輝いた昨季。埼玉西武のチームカラーは「超攻撃型野球」

 昨季の埼玉西武は13勝2敗と、まさに圧巻の成績でパ・リーグを制覇した。リーグ戦では開幕から11連勝と首位をひた走り、首位打者、最多本塁打、最多打点、最優秀防御率、最多奪三振の5タイトルを独占。「SMBC e日本シリーズ 2018-19」で横浜DeNAとの試合に勝利し、初代日本一となった。

 今季は、タイトル4冠と最優秀選手に輝いた緒方寛海(なたでここ)選手、e日本シリーズで1イニング5得点と得点力を発揮した神谷将徳(ミリオン)選手の2選手と継続契約を結んだ。さらにeドラフト会議では、前年東京ヤクルトに所属した前田恭兵(マエピー)選手、打撃を得意とする大上拓海(どいや)選手を新たに迎え、2連覇を目指す。

 埼玉西武の目指すところは「打ち勝つ野球で日本一」だ。現実の埼玉西武も打撃力でリーグ連覇を果たしたように、eBASEBALLの埼玉西武も「超攻撃的」で「打ち勝つ」をチームカラーに連覇を目指す。課題としてはもちろん投手力が挙がるが、ここは対戦相手の研究や個々人のプレイスキルでカバーしていきたいところだ。

試合のキーマンには意外な選手も。レジェンドOB選手ではあのレオのエースを期待する声が

「パワプロ」では、選手一人一人に能力が存在。ゲームならではの特殊能力をどう生かすかもポイントになってくる。そこで、埼玉西武のキーマンになる選手、今季から使用可能となったレジェンドOB選手の中から起用したい選手を挙げてもらった。

 投手のキーマンに挙がったのは今井達也投手、平井克典投手、相内誠投手。緒方選手は「文句なしのエース」として今井投手を選んだ。神谷選手は今季パ最多登板記録を更新した鉄腕・平井投手の回復力の生かし方をポイントとして挙げた。前田選手は重要な2番手として、大上選手はプレイの相性と、似た軌道の変化球を2つ持つことから、相内投手を挙げた。今季は2登板と一軍での活躍はあまりできなかったが、eBASEBALLで脚光を浴びるか。

 野手のキーマンに挙がったのは森友哉選手と山川穂高選手だ。キャプテンの緒方選手が選んだ森選手は、チャンスに強い能力を持っており、現実でも勝負強さで埼玉西武の得点力を支えていた。他の3選手が選んだ山川選手は、2年連続の本塁打王に輝いた実績にも裏付けられるように、ホームランを狙いやすい能力を持つ。神谷選手は山川選手と同じように、「1試合に1本はホームランを打ちたい」と毎試合ホームランを狙う。

 レジェンドOB選手については、神谷選手が1969年まで西鉄ライオンズでプレーした「怪童」中西太選手を挙げた。中西選手は打撃・守備ともに能力が高く、埼玉西武の打線をさらに驚異的なものにするだろう。他の3選手は、2015年までプレーしていたレオのエース・西口文也投手を挙げた。前田選手が「子どもの頃によく使用した思い入れのある選手」と言うように、先発投手として能力が高く、投手陣の救世主になり得る存在だ。

 昨季はパ・リーグを圧倒し、eBASEBALL界を震撼させた埼玉西武。当然研究もされ、今季は厳しい戦いになるだろう。課題の投手陣をいかに改善し、「超攻撃型」の打ち勝つ野球でパ・リーグ、そして日本一連覇となるか。王者の戦いが始まる。

埼玉西武ライオンズ代表選手

【緒方寛海(なたでここ)選手】キャプテン/#55/2018年ドラフト3位
 昨季は打率.415、失点率2.10と投打ともに圧倒的な成績を残し、打撃と守備の2部門4タイトルを獲得。シーズン5試合を全勝で終えた。今季からキャプテンに就任。2連覇を目指すチームをまとめる。

 好きなプロ野球選手は「走攻守そろった選手で真面目なところ」が好きと自身と同じ背番号である秋山翔吾選手、キーマンでもあるフルスイングが魅力の森友哉選手を挙げた。「打撃が得意なので注目してほしい」と語る緒方選手は、引っ張るプレイスタイルを掲げ、好きな特殊能力は「プルヒッター」。「打撃タイトル獲得、全勝」を目標に今季を戦う。

 対戦したい選手には「去年のキャプテンに成長したところを見せたい」と、昨年ともに日本一をつかんだ東京ヤクルトの大川泰広(BOW川)選手を指名。「今年はキャプテンとして、プレイでもそれ以外の面でもチームを引っ張り、日本一を目指したい」と決意を表明した。

緒方選手コメント
「今年の埼玉西武ライオンズは昨年に続いてパ・リーグを制覇しました。私たちもそれにならって、攻撃型野球で他チームを圧倒したいと思います。本年度はよろしくお願い致します」

【神谷将徳(ミリオン)選手】#33/2018年ドラフト2位
 昨季は、3試合で最終回に決勝点を挙げるなど勝負強い打撃で5戦全勝。e日本シリーズでも活躍を見せ、日本一の立役者となった。守備では12個の三振を奪い、最多奪三振のタイトルを獲得した。

 好きなプロ野球選手には「日本一のホームランバッター」として自身と同じ背番号の山川穂高選手を挙げ、全試合でホームランを狙う。好きな特殊能力は「パワーヒッター」と「プルヒッター」。強振でアウトローもホームランにできるという能力を使った攻撃的な野球で「全勝、打撃タイトル獲得」を目標に挑む。

 緒方選手と同様に、去年のチームメイトで切磋琢磨していた大川選手との対戦を希望。気になるチームには能力の高い選手が多い、福岡ソフトバンクと千葉ロッテを挙げた。「去年以上に活躍する」という意気込みを胸に、積極的な采配で2年目を戦う。

【前田恭平(マエピー)選手】#47/2019年ドラフト1位
「実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2017」パワプロゲームソフト部門で優勝した実績を持ち、東京ヤクルトから指名を受けた昨季。しかし、投打ともに奮わず、リーグ戦はまさかの全敗を喫した。新天地で昨季の悔しさを晴らしたい。

 好きなプロ野球選手は「まさにプロフェッショナル」と評するイチロー選手。好きな特殊能力は「子どもの頃から強くて、よく使っている印象がある」という「広角打法」。流し方向にも強い打球の打てる能力で、隙のない打撃をする。目標は「全勝!点をどれだけ取らせないかを注目して欲しい」と投手陣の改善にも意欲を示した。

 対戦したい選手には同リーグの福岡ソフトバンク・加賀谷颯太(ケーバック)選手を指名。「プロプレイヤーの中でもトップクラスの実力者なので対戦して勝ちたい」と対戦を熱望した。「誰よりも練習して、誰よりも結果を残したいと思います」と固い決意でシーズンに挑む。

前田選手コメント
「昨年に結果を残せなかった分、誰よりも強い気持ちを持って今シーズンに挑むつもりです。応援よろしくお願いします」

【大上拓海(どいや)選手】#46/2019年ドラフト2位
 昨季はプロテストオフライン選考会まで進んだものの、グループリーグで敗退。その悔しさを胸に今年はグループリーグ全勝、見事に埼玉西武から指名を受けた。好きなプロ野球選手は「高校時代から知っている選手で常にフルスイングをするイメージなので、見ていてわくわくする」と森友哉選手を挙げた。

 好きな特殊能力には野手能力としてホームランを打ちやすくなる「パワーヒッター」、投手能力としてストレートが球速以上に速く感じる「ノビA」を挙げた。「全勝すること」を目標に、「注目して欲しい点は、選球眼はプロ選手の中でも一番自信があるので、ボール球をいかに振らないかという所」と打撃でも選球眼をアピールした。

 対戦したい選手は前田選手と同じく加賀谷選手を指名。「自分が打撃の練習をするときに一番参考にした選手」という。「昨年のオフ予選を終えてから、誰よりもプロになりたいという気持ちでやってきたと思うので、全勝するつもりでがんばります」と熱い思いを語った。

大上選手コメント
「今年からプロ選手になるということで、至らない点もあるかと思いますが、これからよろしくお願い致します」

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