Aクラスにあと一歩届かなかった昨季。「Be Aggressive #超攻撃型」をテーマにリベンジを期す
昨季のオリックス・バファローズは3カードで勝ち越しを決めるも、カード3連敗を2度喫し、6勝9敗で3位と1ゲーム差の4位に。「eリーグ代表決定戦」にあと一歩届かない悔しいシーズンを過ごした。
今季は、指宿聖也(みっすん)選手、木村智亮(いちろー)選手の2選手と契約を継続。eドラフト会議では、松井徳成(とくとく)選手、高川悠(スーム)選手を新戦力として迎え入れた。
そんなオリックスのテーマは「Be Aggressive #超攻撃型」。攻守に渡って攻めるスタイルを貫き、4人で力を合わせて戦う。チームはオフライン練習だけでなく、セ・リーグ球団との合同練習も実施、他球団と情報交換を行うなど、さらなるレベルアップに向け、研究を怠らない。また、「パワプロを通して野球の楽しさを知ってもらいたい」と、野球界へ貢献する姿勢も忘れず、昨季届かなかったAクラス、リーグ優勝、日本一を目指す。
キーマンは若きタイトルホルダーたち。レジェンドOB選手ではあの三塁手に期待の声が
「パワプロ」では、選手一人一人に能力が存在。ゲームならではの特殊能力をどう生かすかもポイントになってくる。そこで、オリックスのキーマンになる選手、今季から使用可能となったレジェンドOB選手の中から起用したい選手を挙げてもらった。
投手では、田嶋大樹投手、山岡泰輔投手、山本由伸投手が挙がった。山本投手は、松井選手が「球界最強クラスの投手。使用するからには必勝が最低条件」と評価したように、高い能力値を誇っており、山岡投手と合わせて先発の柱として期待される。「球持ち〇」、「内角攻め」を武器とする田嶋投手は、貴重な左腕投手として活躍が見られそうだ。
打者では、後藤駿太選手、杉本裕太郎選手、中川圭太選手、吉田正尚選手と、4選手がそれぞれ違う選手をキーマンに挙げた。高川選手は、圧倒的な守備範囲と走塁能力に加え、「プルヒッター」の特殊能力を持った後藤選手を高評価。松井選手は「超攻撃型の要」と杉本選手、指宿選手は「流し打ち」、「粘り打ち」を持った中川選手を挙げ、「使いどころが大事」と語った。木村選手は吉田正選手を「中心になる選手」と評し、大きな期待を寄せていた。
レジェンドOB選手では、現役通算404本塁打を放った中村紀洋選手の名前が挙がった。松井選手が、「三塁手が穴になることが多いオリックスのウィークポイントを埋められる」と語ったように、助っ人として打線の穴を埋める活躍が期待される。高川選手は、「攻守に渡ってスターのプレーを見せ、ファンを虜にしたい」と、現役時代の再現を誓った。
オリックス・バファローズ代表選手
【指宿聖也(みっすん)選手】キャプテン/#34/2018年ドラフト1位
昨季は、パ・リーグ最下位の打率.187と打撃に苦しみ、2勝3敗に終わった。再びオリックスの一員として臨む今季は、得意の「つまみ持ち」(左スティックをつまむように持つ)を武器に、キャプテンとしてチームに勝利をもたらしたい。好きなプロ野球選手は、「チームを引っ張ろうとプレーで魅せる姿がかっこいい」というオリックスの福田周平選手。
「5勝と個人タイトル」を個人の目標に掲げた指宿選手が対戦したいと語った選手は、東京ヤクルトの大川泰広(BOW川)選手。「全てにおいてリスペクトしている」と語った憧れのプレイヤーとの対戦は実現するか。
「現実のオリックスが非常に悔しいシーズンだった今年、リベンジのチャンスを頂きました。オリックスファンはもちろん、野球を観たことない人にも熱くなって貰える試合を約束します。応援よろしくお願いします」と決意を表明した新生オリックスキャプテンの、魅せるプレーに注目だ。
【木村智亮(いちろー)選手】#7/2018年ドラフト2位
昨季はパ・リーグ4位の打率.279をマークし、3勝2敗の成績を残した木村選手。今季は防御率5.56と苦しんだ投球面を改善し、白星を積み重ねたい。
好きなプロ野球選手は、「自打球が当たっても痛みに負けずに打席に立つ姿に心打たれました」というモヤ選手。好きな特殊能力にはオリックスに多い「プルヒッター」を挙げ、「上手に生かしていけたら」と語った。
対戦したい選手は、北海道日本ハムの及川裕也(JOY)選手と、埼玉西武の神谷将徳(ミリオン)選手。昨季敗れた相手へのリベンジに闘志を燃やし、「昨季は4位という悔しい結果に終わったので、CS出場、日本一を目指してがんばります」と今季の意気込みを語った。
【松井徳成(とくとく)選手】#17/2019年ドラフト1位
「eBASEBALL 2019 プロテスト」西日本オフライン選考会で、打率.354、9本塁打、防御率1.08の好成績でHグループ1位に輝き、オリックスに入団した期待のルーキー。好きなプロ野球選手は、「野球の実力だけでなく、練習やストレッチにも余念がなく、ストイックな所を尊敬している」というイチロー選手。
「甘い球を逃さずに仕留める打撃」を得意とする松井選手は、好きな特殊能力に「プルヒッター」を挙げ、「打球が外野の間を抜けやすくなる。もしくは、ホームランになりやすくなる強力な特殊能力」と語った。
「全勝。内容よりも勝ちにこだわる」ことを目標に掲げ、「日々の練習を欠かさず、ベストに近いパフォーマンスをしたい」と、プロプレイヤーとしての決意をあらわにした木村選手。「選手の個性を最大限に生かした変幻自在のプレー」で上位進出への原動力となる。
【高川悠(スーム)選手】#67/2019年ドラフト2位
兄である巨人の高川健(ころころ)選手の姿に憧れ、プロリーグの舞台にたどり着いた高川選手。好きなプロ野球選手は、「小柄ながら球界を代表するスラッガーとして活躍している様が、小柄な私の現役時代と重なって応援している」という吉田正尚選手と森友哉選手。
「ナイスピッチを苦にしない打撃」を得意とし、「この場面でこの球を打つか!」という驚きのプレーを披露したいと語った高川選手。対戦したい選手を尋ねると、「誰と当たっても挑戦者の立場になるので、誰にでも向かっていく」と心持ちをあらわにした。
「チームの勝利に貢献することが第一。新戦力として存在感を示したい」とシーズンへの意気込みを語ったオリックスのルーキーは、兄とともに立つ憧れの舞台で結果を残せるか。
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