「eBASEBALLを通して野球の楽しさを伝える」球界の発展にも意欲
昨季の北海道日本ハムファイターズは、リーグ4位のチーム打率.251、同6位の防御率6.40と苦しみながらも7勝8敗で3位に付け、CSに当たる「eリーグ代表決定戦」に進出。ファーストステージで福岡ソフトバンクに4対8で敗れたが、現実と同じくAクラス入りを果たした。
今季は、木滑達也(ビッシュ)選手、鴇田貴大(TOKING)選手の2選手と契約を継続。Eドラフト会議では、昨季も北海道日本ハムでプレーした及川裕也(JOY)選手を再指名。また、昨季の予備登録選手であった相澤一久也(くや)選手を本登録選手として迎え入れた。
そんな北海道日本ハムが目指すのは「走・攻・守でバランスの取れたチーム」。また、「eBASEBALLを通してパワプロ、野球の楽しさを伝える」ことを方針として掲げており、野球界全体の発展にも、意欲的な姿勢を見せている。
キーマンには意外な選手も。レジェンドOB選手では「ミスターフルスイング」が猛威を奮う
「パワプロ」では、選手一人一人に能力が存在。ゲームならではの特殊能力をどう生かすかもポイントになってくる。そこで、北海道日本ハムのキーマンになる選手、今季から使用可能となったレジェンドOB選手の中から起用したい選手を挙げてもらった。
投手のキーマンには、口をそろえて吉川光夫投手の名前を挙げた。今季途中にトレードで古巣・北海道日本ハムに戻ってきた左腕について及川選手は、「パワプロプレイヤーが苦戦する投手TOP10に入る投手」と高く評価。また木滑選手は、「先発・リリーフとして大車輪の活躍が期待できる」と投手陣の柱として大きな期待を寄せており、吉川投手をいかに運用するかが、北海道日本ハムにとって重要になりそうだ。
野手では鴇田選手、及川選手がそろって大田泰示選手をキーマンに挙げた。及川選手は、「先頭打者で起用予定」と明言しており、「併殺」のデメリット能力が発生しにくい先頭打者として起用するようだ。また、バント技術に自信がある相澤選手は、特殊能力「バント〇」、「内野安打〇」を兼ね備えた中島卓選手、西川遥輝選手の名前を挙げた。
レジェンドOB選手については、全員が口を揃えて「ミスターフルスイング」小笠原道大選手を挙げた。相澤選手が、「あまりの能力の高さに感動した」とプレイヤー目線で語った一方で及川選手は、「幼いころから見てきた。当時の思い出と感謝を込めて」と、幼少期のスターへの恩返しを望んでいた。
北海道日本ハムファイターズ代表選手
【木滑達也(ビッシュ)選手】キャプテン/#0/2018年ドラフト1位
昨季は各球団の主力と熱戦を繰り広げ、3勝2敗の成績を残した北のエース。好きなプロ野球選手は、「試合を盛り上げてくれる」西川遥輝選手、好きな特殊能力は、「意外性」と「いぶし銀」。
「完封勝利、ノーヒットノーランの達成」を今季の目標に掲げており、得意とする投球術で各球団の主力を封じる「エース」としての戦いが期待される。一方の打撃は、打率.236、3本塁打、14打点と、昨季は苦しんだ印象が残るだけに、打撃面をより強化して白星を積み重ねたい。
対戦したい選手には楽天の井上将旭(MASA)選手を指名。「昨年、一昨年と大舞台で負けているので今年こそは」とリベンジマッチに燃えている。「熱い気持ち、なまらうまいプレーでパワプロ、野球界を盛り上げたい」と2年目のシーズンへの熱い気持ちを語った。
【鴇田貴大(TOKING)選手】#5/2018年ドラフト2位
昨季はリーグ6位の打率.274をマークし、2勝3敗の成績を残した。得意とする打撃で結果を残した一方で、2桁失点を喫する試合もあり、防御率7.31と投球面に課題が残った。今季は投球面を高め、チームに勝ち星を呼び込む。
好きな特殊能力は「意外性」と「威圧感」、好きなプロ野球選手は、「走・攻・守」が揃った大田泰示選手。得意とする打撃では、「打撃タイトルの獲得」を目標に掲げた。対戦したい選手には千葉ロッテの清野敏稀(イッキー)選手を挙げ、「昨季負けているのでリベンジしたい」と再戦を熱望した。
「チーム一丸となり、日本一」と今シーズンへの意気込みを語った鴇田選手。今季も状況に応じたバッティングで観客を魅了し、チームの浮上に貢献したい。
【及川裕也(JOY)選手】#06/2019年ドラフト1位
昨季はリーグワースト2位の防御率9.00と苦しみ、2勝3敗と悔しい結果に終わった。再びプロの舞台に回帰するために、打つ直前に強振からミートに切り替える「切り替え打ち」の導入、課題である投球面の改善にも取り組み、見事プロの舞台へ戻ってきた。好きなプロ野球選手は、「豪快なスイング&美しいフォロースルー」を見せる、大田泰示選手と吉田正尚選手。
好きな特殊能力には、「強引なバッティングができる」という「プルヒッター」。「今季は強振だけでなくミートを駆使し、穴のない打撃になっている」と、得意とする打撃に注目して欲しいと語った。対戦したい選手には、同い年で昨季のMVPに輝いた埼玉西武の緒方寛海(なたでここ)選手を指名した。「レベルアップしたプレーでチームの勝利に貢献します」と決意を新たに、昨シーズンのリベンジに燃える。
【相澤一久也(くや)選手】#98/2019年ドラフト2位
「eBASEBALL 2019 プロテスト」東日本オフライン選考会で、打率.315、4本塁打、14打点、5盗塁、防御率1.13の成績を残し、見事プロテストに合格。昨季は予備登録選手だったが、今季は本登録選手として、「eBASEBALL プロリーグ」の舞台に立つことになった。好きなプロ野球選手は、「華のある選手。打撃フォームがかっこいい」という清宮幸太郎選手。
「機動力を生かした攻撃」を得意とする相澤選手は、好きな特殊能力に「内野安打〇」と「かく乱」を挙げ、「独自性のあるプレイスタイル」に注目して欲しいと語った。「チームの力になれるよう全力を出し切りたい」と意気込んだように、新戦力として全力のプレーを見せ、チームの起爆剤となりたい。
対戦したい選手には、「昨年のオフライン選考会のリベンジをしたい」と、千葉ロッテの下山祐躍(スンスケ)選手を挙げた。自らのプロの道を阻んだ相手に、プロの舞台でリベンジを果たすことはできるか。
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