井端弘和監督の現役時代は名内野手 2026年WBC日本代表監督・コーチの経歴

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吉田正尚選手を迎え入れる首脳陣。左から、井端弘和監督、松田宣浩野手総合コーチ、能見篤史投手コーチ、村田善則バッテリーコーチ【写真:AP/アフロ】
吉田正尚選手を迎え入れる首脳陣。左から、井端弘和監督、松田宣浩野手総合コーチ、能見篤史投手コーチ、村田善則バッテリーコーチ【写真:AP/アフロ】

 2026年3月に開催される「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™」。2大会連続世界一を目指し、日本代表を率いるのは井端弘和監督。そして、7人のコーチがチームを支える。今回は、この首脳陣の現役時代や指導者歴を紹介する。

井端弘和監督
背番号:89
現役時代の通算成績:1896試合、1912安打、56本塁打、510打点、149盗塁、打率.281、出塁率.352

 現役時代は中日の黄金期を築いた名内野手であり、ベストナインを5度、三井ゴールデン・グラブ賞の遊撃手部門を7度受賞した。国際大会には2013年WBCに出場し、指名打者として大会ベストナインにも選出されている。

 2015年に巨人で現役を引退すると、2018年まで同球団で一軍コーチを担当。代表チームのコーチとしては、2019年・プレミア12、2021年・東京オリンピックに出場した。

 その後、侍ジャパンU-12の監督を務め、2023年10月にトップチームの監督に就任。最初の大会となったアジアプロ野球チャンピオンシップ2023は全勝で優勝を飾る。2024年のプレミア12では、決勝戦で監督就任後初となる黒星を喫し、惜しくも準優勝だった。2026年WBCで大会連覇に挑む。

金子誠ヘッドコーチ
背番号:88
現役時代の通算成績:1996試合、1627安打、84本塁打、620打点、113盗塁、打率.256、出塁率.307

 1996年に117試合、打率.261でパ・リーグ新人王を獲得。1999年にベストナインに選出されたほか、1998年と1999年に二塁手、2009年には遊撃手として三井ゴールデン・グラブ賞も受賞している。屈指の内野手として2004年にはアテネオリンピックに出場した。

 ファイターズ一筋で現役生活を全うすると、現役引退後は同球団でコーチに転身。2023年から昨年までは千葉ロッテの一軍コーチを務めた。日本代表コーチとしても2019年・プレミア12、2021年・東京オリンピック、2024年・プレミア12などに出場。WBCへの出場は、選手時代も含めて初となる。

村田善則バッテリーコーチ
背番号:74
現役時代の通算成績:302試合、132安打、6本塁打、43打点、1盗塁、打率.213、出塁率.268

 1993年から2008年まで、巨人一筋でプレー。2000年にキャリア最多の76試合に出場し、打率.268、3本塁打、13打点を記録した。同年のドラフト1位で現巨人監督・阿部慎之助氏が入団したこともあり、その後は出場数を減らしたが、控え捕手としてチームを支えた。現役引退後は巨人でスコアラーやコーチを務め、今年はバッテリーチーフコーチに就任している。

 代表コーチには2016年から就任しており、2017年・WBC、2019年・プレミア12、2021年・東京オリンピック、2023年・WBC、2024年・プレミア12など国際大会でのコーチ経験が豊富だ。

能見篤史投手コーチ
背番号:84
現役時代の通算成績:474登板、104勝(93敗)、4セーブ、57ホールド、1517奪三振、防御率3.35

 2025年3月から日本代表の投手コーチに就任した能見コーチ。現役時代は、阪神で左のエースとして16年在籍し、オリックスでも2年プレーした。阪神では2桁勝利を5度達成、2012年に最多奪三振を獲得。翌2013年にはWBCに出場し、計3試合に登板した。

 晩年はリリーフに転向し、40歳を迎える2019年は51試合に登板。40代でのシーズン最多登板記録を更新した。オリックス移籍後は選手兼任コーチを務め、今回のWBCメンバーでは宮城大弥投手、山本由伸投手、若月健矢選手、吉田正尚選手とチームメイトだった。

吉見一起投手コーチ
背番号:81
現役時代の通算成績:223登板、90勝(56敗)、11ホールド、845奪三振、防御率2.94

 抜群のコントロールを誇り、中日のエースとして君臨。2008年から2012年まで5年連続2桁勝利を挙げ、中日の黄金期を支えた。その間の2009年に最多勝のタイトルを獲得すると、2011年には最優秀防御率(1.65)、最多勝(18勝)、最高勝率(.857)に加え、最優秀投手、ベストナインにも輝いた。

 現役引退後は日本代表のU-12投手コーチ、トップチーム投手コーチとして、中日でチームメイトだった井端監督をサポートする。

梵英心内野守備・走塁コーチ
背番号:77
現役時代の通算成績:1096試合、990安打、74本塁打、357打点、135盗塁、打率.264、出塁率.331

 2006年に123試合、打率.289で新人王を獲得。2010年には全144試合に出場し、最多盗塁(43)、遊撃手部門で三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した。同年は打率.306、13本塁打、56打点と打撃でも好成績を収めている。

 現役を終えた後は、オリックスで2021年から2024年までコーチを務め、2025年からは阪神へ。井端監督がトップチームの監督となった2023年10月から、日本代表コーチに招へいされている。

亀井善行外野守備・走塁コーチ
背番号:79
現役時代の通算成績:1413試合、1069安打、101本塁打、462打点、61盗塁、打率.257、出塁率.311

 プロ4年目の2008年に96試合、打率.268と頭角を現し、2009年のWBCメンバーに抜てき。同年は自己最多の134試合に出場し、打率.290、25本塁打、71打点でチームのリーグ優勝に貢献。三井ゴールデン・グラブ賞にも輝いた。

 以降は度重なるケガに苦しんだものの、2018年には9年ぶりに規定打席到達。翌2019年も131試合で打率.284と復活を遂げた。2021年の開幕戦では、NPB史上初となる「開幕戦代打サヨナラ本塁打」を放っていた。引退後の2022年からは巨人でコーチに。日本代表コーチには、梵コーチと同じく2023年10月から就任している。

松田宣浩野手総合コーチ
背番号:71
現役時代の通算成績:1922試合、1832安打、301本塁打、991打点、135盗塁、打率.265、出塁率.318

 2008年に三塁手のレギュラーに定着すると、2011年、2013年から2019年までの計8度にわたり三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した。2018年には全143に出場し、打率.248、32本塁打、82打点の成績でベストナインにも選出。福岡ソフトバンクの主力として7度の日本一に貢献するほか、2015年のチームスローガン「熱男」にちなんだホームランパフォーマンスを披露するなど、ムードメーカーとしても盛り上げた。

 日本代表としては、WBCに2度(2013年・2017年)、プレミア12に2度(2015年・2019年)出場している。トップチームのコーチには、2025年3月から加わった。

 あの劇的な優勝から3年。首脳陣の陣容をがらりと変えた新生・侍ジャパンが再び頂点を狙う。

記事提供:パ・リーグ インサイト

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井端弘和監督の現役時代は名内野手 2026年WBC日本代表監督・コーチの経歴