6月21日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対千葉ロッテ11回戦は、2対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発の二木康太投手は初回、先頭に四球を与えるも、後続を断って無失点で立ち上がる。続く2回裏と3回裏も、安打で走者を許したが、それぞれ併殺に打ち取り、埼玉西武打線に得点を与えない。以降も、要所を締める投球で埼玉西武打線を封じ、6回90球3安打4四球2奪三振無失点でマウンドを降りた。
好投に応えたい打線だったが、7回までわずか1安打と攻撃の糸口をつくることができない。それでも8回表、先頭のアセベド選手に左中間への6号ソロが飛び出し、待望の先制点を奪う。さらに石川慎吾選手が二塁打で続くと、代走で和田康士朗選手が出場。相手の失策の間に一気に本塁へ生還し、リードを広げた。
2点リードの8回裏、回またぎで登板した2番手・廣畑敦也投手が、暴投の間に1点を失ったが、最終9回裏は澤田圭佑投手が無失点に抑えて試合終了。千葉ロッテが2対1で勝利した。
敗れた埼玉西武は、菅井信也投手が7回113球1安打4四球7奪三振無失点の好投も、打線がわずか6安打1得点と援護できず。8回に1点を返したが、あと一歩及ばなかった。なお、佐藤太陽選手が3安打をマークしている。
123456789 計
ロ 000000020 2
西 00000001X 1
ロ 二木康太-○廣畑敦也-S澤田圭佑
西 菅井信也-●平井克典-黒木優太
文・筒井真桜
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2025.6.21(土) 16:14
