6月21日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第2回戦は、0対5で千葉ロッテが完封負けを喫した。
プロ入り後、初となる一軍マウンドに上がった廣池康志郎投手。初回は直球を中心に10球で3者凡退と、安定した立ち上がりを披露する。しかし2回裏、先頭の牧秀悟選手に本塁打を浴び先制を許すと、続く筒香嘉智選手、戸柱恭孝選手にも被弾。3者連続本塁打とプロの洗礼を受け、2回46球4安打無四死球3奪三振3失点でマウンドを降りた。
3回以降は、2番手・高野脩汰投手が5回まで相手打線を無安打無得点に封じる。6回裏に先頭の牧選手の本塁打で1点を失うも、このイニングを投げきり4回71球1安打3四球4奪三振1失点と好リリーフを見せた。
援護したい打線は、序盤3イニングで毎回出塁するも、相手先発・大貫晋一投手を前にゴロアウトを重ね無得点。4回表は、西川史礁選手、安田尚憲選手の連続長短打で2死2、3塁と好機を演出したが、あと一本が出ず。5回以降も早いカウントから攻撃を仕掛けるも、得点圏に走者を進められない。
7回裏は、3番手・益田直也投手が適時打で1点を失い0対5に。8回裏は東妻勇輔投手が3人で抑えたが、5点を追いかける最終9回表。2死から西川史礁選手が内野安打で出塁したものの、最後は安田尚憲選手が右飛に倒れ試合終了。
敗れた千葉ロッテは、4番手・東妻投手が今季初登板で1イニングを無失点。打線は、藤原恭大選手、西川選手がそれぞれ2安打を放つなど、相手打線を上回る計7安打を記録するも、得点には結びつかなかった。
123456789 計
ロ 000000000 0
デ 03000110X 5
ロ ●廣池康志郎-高野脩汰-益田直也-東妻勇輔
デ ○大貫晋一
文・横山蒼
千葉ロッテが完封負け ドラ5・廣池康志郎は3者連続被弾のほろ苦デビュー
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2025.6.21(土) 16:40
