有原航平が7回1失点の好投。投打が噛み合い北海道日本ハムが連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2019.8.17(土) 17:09

北海道日本ハムファイターズ・王柏融選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・王柏融選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月17日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天の第19回戦は、6対1で北海道日本ハムが勝利。投打の噛み合った試合で白星をつかみ、連敗を9で止めた。

 先手を取ったのは北海道日本ハムだった。1回裏、楽天の先発・菅原秀投手に対して、1番・西川遥輝選手の二塁打、3番・近藤健介選手の四球で1死1,3塁とすると、4番・清宮幸太郎選手がしっかりと犠飛を決め、1点を先制する。

 さらに3回裏、北海道日本ハムは1死から1番・西川選手が安打を放つと、続く2番・大田泰示選手が四球を選び1死1,2塁となる。この好機に3番・近藤選手が中前に適時打を運ぶと、2死満塁となって6番・王柏融選手にも適時打が出て2点を追加。この回3点を挙げて楽天・菅原投手をマウンドから引きずり下ろし、4対0とリードを広げた。

 援護を貰った北海道日本ハムの先発・有原航平投手は、1回表、4回表と四死球から得点圏に走者を背負ったものの、要所をしのいで福岡ソフトバンクに得点を与えず。4対0と北海道日本ハムが4点をリードしたまま、試合は5回を終えた。

 6回表、楽天は先頭の2番・島内宏明の二塁打から1死3塁の好機を得ると、4番・ブラッシュ選手の内野ゴロの間に1点を返す。しかし、直後の6回裏、北海道日本ハムは楽天の3番手・辛島航投手に対し、5番・渡邉諒選手の中前打を皮切りに2死2塁とすると、8番・横尾俊建選手に適時打が出て1点を追加。スコアを5対1とし、再び点差を広げた。

 北海道日本ハムは7回裏に渡邉選手の適時打で1点を追加すると、8回表からは2番手・堀瑞輝投手が登板。テンポよく楽天打線を無失点に封じると、9回表のマウンドには3番手・秋吉亮投手投手がマウンドに上がる。先頭の4番・ブラッシュ選手に四球を許したものの、続く5番・銀次選手を併殺に打ち取り、最後は6番・和田恋選手を二飛に仕留めて試合終了。6対1で北海道日本ハムが勝利した。

 先発・有原投手が好投し、打線も序盤から効果的に得点を重ねた北海道日本ハムが勝利をおさめ、連敗を9で止めた。

 対する楽天は、打線が2安打1得点と振るわず。3回途中4失点と崩れた先発・菅原秀投手は「自分から悪い流れにしてしまいました。試合を作れず申し訳ないです」とコメントした。

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