◇福岡ソフトバンク対北海道日本ハム 「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦（16日・みずほPayPayドーム）

　福岡ソフトバンクの有原航平投手が6回96球4安打4四死球2奪三振無失点と力投した。

　初回、四球と安打で1死1、3塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回、3回は安打を許さない投球を披露。4回表に連打と犠打で1死2、3塁とされたが、ここも後続を断ち得点は与えない。さらに6回表、先頭の清宮幸太郎選手に安打を許し、四死球で1死満塁と3度目のピンチを招くも、郡司裕也選手を遊ゴロ、石井一成選手を空振り三振に打ち取り、中継ぎ陣にマウンドを託した。

　レギュラーシーズンでは1位タイの14勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得した有原投手。打線の援護がないなかで粘りの投球を披露した。

◇有原投手 コメント
「勝ちたい。本当にそれだけです。最後にチームが勝てればそれ以上のことはないので、あとは応援します」

文・薗田陽和

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