三家和真プロ初本塁打で千葉ロッテ快勝! 堀瑞輝は4回途中8失点の炎上……

パ・リーグ インサイト

2019.7.21(日) 17:45

千葉ロッテマリーンズ・三家和真選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・三家和真選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月21日、札幌ドームで行われた北海道日本ハム対千葉ロッテのカード最終戦は、投打が噛み合った千葉ロッテが9対4で、今季札幌ドーム初勝利を収めた。初回の大量失点が響いた北海道日本ハムは、後半戦初の黒星を喫した。

 千葉ロッテが、7試合連続無失点中だった北海道日本ハムの先発・堀瑞輝投手の立ち上がりを攻めた。初回、先頭の荻野貴司選手のヒットや、鈴木大地選手のしぶといバントヒットなどで無死満塁とすると、レアード選手、清田育宏選手のタイムリー、田村龍弘選手の犠飛で4点を奪う。さらに、三家和真選手にプロ初本塁打が飛び出し、この回一挙7得点を挙げた。

 初回から大量援護を受けた千葉ロッテの先発・種市篤暉投手は、2回裏に清宮幸太郎選手のタイムリー、3回裏に渡邉諒選手の犠飛で2点を失うも要所を締め、5回を4安打8奪三振、2失点にまとめてマウンドを降りる。

 5点リードする千葉ロッテは、4回表に鈴木選手の犠飛で1点を追加。さらに7回表には、斎藤佑樹投手から井上晴哉選手が四球を選ぶと、田村選手の二塁打と敵失間に激走を見せてホームイン。スコアを大差の9対2とする。

 6回、7回の北海道日本ハムの攻撃は、種市投手の後を受けた唐川侑己投手、松永昂大投手が、わずかヒット1本に抑え込む。しかし8回裏、この回から登板した酒居知史投手が、先頭の中田翔選手の21号ソロを被弾。宇佐見真吾選手にもタイムリーを許し、さらに1点を失う。ただ、イニング途中で登板した石川歩投手が後続を断って、何とかこの回を終えた。

 千葉ロッテ5点リードで迎えた最終9回裏は、東條大樹投手がランナーを背負いながらも後続を抑えて、試合終了。

 9対4で勝利した千葉ロッテは、三家選手がうれしいプロ初本塁打を放ち、荻野貴選手が自己最多となるワンシーズンでの100安打に到達した。また、先発の種市投手も5回まで102球を要したものの、5回2失点と試合を作り5勝目を挙げた。敗れた北海道日本ハムは、清宮選手に2試合連続となるタイムリーが生まれるも、堀投手がまさかの4回途中8失点と炎上し、後半戦の連勝記録が5でストップした。

文・後藤万結子

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE