8月28日の東北楽天戦でトリプルプレー、リーグ最悪チーム87失策も好守
プロ野球界のストーブリーグも終盤戦。12球団の選手たちは2月のキャンプインへ向けて、各地で自主トレを行っている真っ最中だ。フルカウント編集部では18年シーズンに生まれた名場面を独自にピックアップして紹介する。
昨季10年ぶりリーグ制覇を果たした埼玉西武。チーム打率.273、792得点の強力打線がチームを牽引したのは間違いないが、守備でも光るプレーがあった。8月28日の東北楽天戦(前橋)。初回無死一、二塁のピンチだった。東北楽天・今江の三ゴロを三塁・中村剛也が掴み、自ら三塁ベースを踏んで1アウト。素早く二塁・浅村栄斗へ転送し、最後は一塁・山川穂高へ。リーグでは4年ぶりのトリプルプレーを完成させた。
初回を1失点にとどめたチームは7回に4点を奪って6―5で逆転勝利。連敗を3で止めた。昨季リーグ最悪87失策を記録したレオ軍団だが、この三重殺もリーグ制覇へ弾みをつける好プレーだったに違いない。
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