7月31日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対東北楽天15回戦は、8対5で東北楽天が勝利した。

　東北楽天は2回表、阿部寿樹選手と小森航大郎選手の安打などで1死満塁とし、武藤敦貴選手の適時打で1点を先制。なおも2死満塁から、浅村栄斗選手に適時内野安打が生まれると、吉納翼選手は押し出しの四球を選び、この回3点を奪う。さらに3回表には、小森選手の適時打で1点を加え、リードを4点に広げた。5回表には、2四球で2死1、2塁から、武藤選手の内野ゴロの間に1点を追加。

　先発・大内誠弥投手は1回裏、2四球などで2死満塁のピンチを招いたが、柴田獅子選手を空振り三振に仕留めると、以降3イニングは走者を背負いながらも要所を締める投球で得点を与えず。5回裏に進藤勇也選手の2号ソロと明瀬諒介選手の適時打で2点を失ったが、リードは譲らず、5回87球8安打3四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。

　6回裏は弓削隼人投手が、7回裏は中込陽翔投手がそれぞれ1点を失ったが、辰見鴻之介選手の適時打や平良竜哉選手の1号ソロなどで7回から9回まで毎回1点ずつを加え、8対4で試合は最終回へ。9回裏は泰勝利投手が明瀬選手の2号ソロを浴びるも、リードは守り切り、8対5で試合終了。

　勝利した東北楽天は、大内誠弥投手がファーム1勝目。12安打8得点の打線では、浅村選手と小森選手が2安打1打点をマークした。一方、敗れた北海道日本ハムは、先発・浅利太門投手が4回79球8安打4四球4奪三振4失点。打線は、中盤以降に得点を重ねたが、あと一歩及ばなかった。なお、藤田大清選手は4安打1打点の活躍を見せている。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０３１０１０１１１ ８
日 ００００２１１０１ ５

楽 ○大内誠弥-弓削隼人-中込陽翔-日當直喜-泰勝利
日 ●浅利太門-松岡洸希-福田俊-松本遼大-池田隆英-宮内春輝

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