6月3日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦 2025」第1回戦は、3対6で東北楽天が敗れた。

　東北楽天先発のヤフーレ投手は初回、オースティン選手、佐野恵太選手、牧秀悟選手に3連打を浴び、宮崎敏郎選手の三ゴロの間に先制を許す。一方の打線は2回裏、村林一輝選手、伊藤裕季也選手の連打で1死2、3塁のチャンスをつくると、宗山塁選手が犠飛を放ち、同点に追い付いた。

　4回表にヤフーレ投手が宮崎選手、筒香嘉智選手の連打でピンチを背負い、度会隆輝選手の犠飛で1点を勝ち越されたが、直後の4回裏に1死1、3塁から宗山選手に適時打が生まれ、再び試合を振り出しに戻す。

　援護をもらったヤフーレ投手だったが、5回表に安打と2四球で2死満塁とし、押し出し四球を与えたところで降板。後を受けた今野龍太投手も押し出し四球を与え、この回2点を献上した。今野投手は6回表も続投したが、佐野選手に4号2ランを浴び、スコアは2対6に。

　打線は7回裏に阿部寿樹選手、辰己涼介選手の連打で好機を演出。続く小森航大郎選手にプロ初の適時打が生まれ、3点差に詰め寄る。リリーフ陣は7回以降を渡辺翔太投手、西垣雅矢投手、松井友飛投手がそれぞれ1イニング無失点でつないだが、打線の反撃は3点にとどまり、3対6で試合終了。

　ヤフーレ投手が4.2回81球6安打1奪三振4四球4失点で移籍後初勝利ならず。宗山選手が1安打2打点、小森選手が2安打1打点を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
デ １００１２２０００ ６
楽 ０１０１００１００ ３

デ ○東克樹-ウィック‐S入江大生
楽 ●ヤフーレ-今野龍太‐渡辺翔太‐西垣雅矢‐松井友飛

文・新榮辿道

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