9月15日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第20回戦は、7対1で埼玉西武が快勝。
埼玉西武打線は2回裏、先頭の佐藤龍世選手が二塁打で出塁。犠打などで2死3塁とし、野村大樹選手の適時内野安打で先制に成功する。3回裏には、滝澤夏央選手の安打と敵失で1死1、3塁の好機を演出。西川愛也選手の適時二塁打で勝ち越すと、佐藤龍世選手の打球が相手二塁手の野選を誘い、3点目を挙げた。
先発の今井達也投手は、ストライク先行の投球で序盤2イニングを3者凡退に抑える上々の立ち上がり。3回表、荻野貴司選手に一時同点の適時打を浴びるも、4回からは毎回奪三振の好投を披露。7回表には2死1、3塁のピンチを見逃し三振で切り抜ける。
打線は7回裏1死2塁から、代打・栗山巧選手が適時二塁打を放つ。なおも2死2塁から源田壮亮選手の3号2ランで突き放すと、8回裏には佐藤龍選手の6号ソロで7点目を挙げた。
6点リードの最終9回表は、上田大河投手が無失点で締めた。勝利した埼玉西武は、今井投手が8回128球5安打1四球12奪三振1失点で8勝目。源田選手、佐藤龍選手が本塁打含む2安打2打点をマークした。
一方の敗れた千葉ロッテは、先発の佐々木朗希投手が6.0回82球5安打2死球4奪三振4失点(自責点3)で5敗目。打線は、佐藤都志也選手が2安打を放つも、散発6安打1得点とつながりを欠いた。
123456789 計
ロ 001000000 1
西 01200031X 7
ロ ●佐々木朗希-吉田凌-坂本光士郎
西 ○今井達也-上田大河
文・谷島弘紀
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