6月12日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と巨人の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、5対4で東北楽天が勝利した。

　東北楽天は初回、村林一輝選手の安打などで1死1塁とし、辰己涼介選手の適時三塁打1点を先制。なおも1死3塁から鈴木大地選手の適時打とフランコ選手の2号3ランでこの回一挙5点を奪い、試合を優位に進める。

　先発の内星龍投手は、初回、2回表と3者凡退に抑える立ち上がり。3回表と4回表で1点ずつ返されるも、リードは譲らず6回94球4安打1死球4奪三振2失点（自責点1）でマウンドを降りた。7回表は酒居知史投手、8回表は宋家豪投手が無失点でつなぐと、最後は守護神・則本昂大投手が2点を失いながらも、リードを守り切り5対4で試合終了。

　勝利した東北楽天は、先発の内投手が6回2失点（自責点1）で今季3勝目を挙げた。打線では、フランコ選手が5月31日以来となる2号3ランを放つ活躍を見せると、辰己選手も先制打を含む2安打1打点を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ００１１００００２ ４
楽 ５０００００００Ｘ ５

巨 ●堀田賢慎-大江竜聖-赤星優志-ケラー
楽 ○内星龍‐酒居知史‐宋家豪‐S則本昂大

文・成田理亮

関連リンク

・試合詳細／動画
・「交流戦 超分析」東北楽天OB・銀次編
・雨の日観戦の必需品。楽天イーグルスのレインポンチョを着比べ
・「2年目のジンクス」に抗えるか。昨年ブレイクした選手の今季序盤成績