10月5日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第25回戦は、5対3で東北楽天が勝利。対戦成績15勝10敗で今季の北海道日本ハム戦を終えた。

　東北楽天の先発・早川隆久投手は2回表、田宮裕涼選手と山田遥楓選手の連続適時打で2点を失うと、3回表には田宮選手に2打席連続の適時打を浴び、3回5安打2四球7奪三振3失点で降板する。

　打線は4回裏、浅村栄斗選手が26号ソロを放ち1点を返す。5回裏には2死満塁から浅村選手、岡島豪郎選手の連続適時打で4点を奪い逆転に成功した。

　投げては救援陣が4回から奮闘し、無失点でつなぐ。2点リードの9回表は松井裕樹投手が締めて試合終了。3位・千葉ロッテとのゲーム差を「0.5」に縮め、パーソル CS パ進出へ望みをつないだ。なお、松井裕投手は39セーブ目をマーク。現在36セーブを挙げている2位の益田直也投手が残り3試合のため、2年連続の最多セーブが確定した。

　一方敗れた北海道日本ハムは、先発の根本悠楓投手が4.2回2安打4四死球2奪三振4失点。田宮選手が2安打2打点など相手を上回る9安打を放ちながらも、好機であと一本が出ず計3得点。投手陣も5回裏に踏ん張れず、今季最終戦を勝利で飾ることはできなかった。なお、野村佑希選手が4回表に二塁打を放ち、自身初のシーズン100安打を達成している。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０２１００００００ ３
楽 ０００１４０００Ｘ ５

日 ●根本悠楓-玉井大翔-福田俊-河野竜生-長谷川威展
楽 早川隆久-内星龍-○酒居知史-宋家豪-安樂智大-渡辺翔太-S松井裕樹

文・武澤潤

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