9月6日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと埼玉西武の第22回戦は、4対3で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武は3回表、外崎修汰選手の適時二塁打で先制。4回表に中村剛也選手の14号ソロが飛び出すと、5回表は源田壮亮選手と外崎選手の連打などで1死2、3塁の好機をつくり、渡部健人選手の遊ゴロの間に1点を追加する。さらに8回表、中村選手が今試合2本目となる15号ソロを放った。
先発の今井達也投手は、7回までオリックス打線に隙を見せない好投。しかし、8回裏に4四死球と乱れ、押し出しを許したところで降板する。代わった水上由伸投手は後続を打ち取るも、宗佑磨選手が放った打球を三塁手の佐藤龍世選手が後逸し2点を返された。
それでも、2死1、2塁の場面で登板した平井克典投手がピンチを切り抜けると、9回裏はクリスキー投手が1点のリードを守り切った。今井投手は7.1回4安打6四死球9奪三振3失点(自責点1)で、キャリアハイに並ぶ8勝目。中村選手が2本塁打、外崎選手も3安打1打点1盗塁の活躍を見せ、チームは5位に浮上した。
敗れたオリックスは、先発の黒木優太投手が3回3安打2四球2奪三振1失点。終盤に1点差まで追い上げたものの、ほっともっとフィールド神戸の今季最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
123456789 計
西 001110010 4
オ 000000030 3
西 ○今井達也-水上由伸-平井克典-Sクリスキー
オ ●黒木優太-本田仁海-近藤大亮-比嘉幹貴-宇田川優希
文・武澤潤
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