8月25日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第15回戦は、3対2で東北楽天がサヨナラ勝ちを収めた。

　東北楽天の先発・岸孝之投手は、3回表に三森大貴選手の適時二塁打で1失点、5回表は甲斐拓也選手に適時打を浴びる。それでも打線は7回裏、1死2、3塁から岡島豪郎選手の犠飛で1点を返すと、敵失で同点に追い付く。

　岸投手は8回まで投げ、6安打1四球3奪三振2失点で踏ん張ると、9回表は松井裕樹投手が抑え、試合は延長戦へ。10回裏、先頭の岡島選手が安打で出塁。その後1死1、2塁とすると、辰己涼介選手が左翼手の頭を越えるサヨナラ適時打を放ち、試合終了となった。連敗を「3」で止め、10回表を3者凡退で抑えた渡辺翔太投手が6勝目を手にしている。

　敗れた福岡ソフトバンクは、先発の石川柊太投手が6.2回3安打2四死球6奪三振2失点（自責点1）と、ノーヒットノーランを達成した前試合に続き好投するも、ミスが響き2試合連続の逆転負けとなった。

　 １２３４５６７８９10　 計
ソ ００１０１０００００　 ２
楽 ００００００２００１Ｘ ３

ソ 石川柊太-藤井皓哉-松本裕樹-オスナ-●甲斐野央
楽 岸孝之-松井裕樹-○渡辺翔太

文・武澤潤

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