8月2日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第15回戦は、2対0で埼玉西武が勝利。2時間8分のスピードゲームを制し、同一カード2連勝を飾った。
埼玉西武の先発・與座海人投手は、序盤から見事な投球を披露する。初回をゴロアウト3つで片付けると、5回完全投球、外野に打球が飛んだのも左飛2つのみと相手打線を圧倒した。
打線は3回裏、2死2塁からペイトン選手の安打で先制に成功。さらに4回裏、2死1塁から呉念庭選手に適時二塁打が生まれ、追加点を挙げる。6回表、先頭打者に安打を許した與座投手だったが、続く打者を1球で併殺打に仕留めるなど、無失点で切り抜けた。
8回を終えて89球とテンポの良い投球を続けた與座投手は、プロ2度目の完封を目指して9回のマウンドへ。ここも危なげなく3者凡退で終え、2対0のまま試合終了。9回104球2安打無四死球4奪三振完封で今季2勝目を挙げた。
敗れた福岡ソフトバンクは、先発の石川柊太投手が今季5敗目。6.2回4安打3四球6奪三振2失点の力投も、打線の援護がなかった。
123456789 計
ソ 000000000 0
西 00110000X 2
ソ ●石川柊太-田浦文丸-藤井皓哉
西 ○與座海人
文・吉村穂乃香
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