今月4日、「『現代用語の基礎知識』選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が発表された。そのうちパ・リーグからは、「きつねダンス」「BIGBOSS」「令和の怪物」と3ワードもランクイン。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルでも、これらのワードで賑わった。
一方で、パ・リーグのみに注目すると「やっぱりこれも外せない」というワードもたくさんあるだろう。そこで今回は「選手」に関連するワードにフォーカス。「パーソル パ・リーグTV編集部」が選んだ候補から、みなさんの投票で『“やっぱりこれも外せない”パーソル パ・リーグTV 流行語アワード 2022』を選出する。詳細はページ下部に記載。
それでは、ノミネートされた6つを紹介していこう。
北海道日本ハム:“神川畑”
ドラフト9位ルーキーの上川畑大悟選手は、5月末に一軍デビューを果たすと早速プロ初安打を記録。6月26日の福岡ソフトバンク戦では、“サイクルヒット未遂”でその名を知らしめた。小柄な体格ながらその長打力を見せる一方、守備でも軽快な好守を連発。救世主のごとく現れ、“神”がかった活躍ぶりから「神川畑」の異名がついた。
東北楽天:“島内のバット持ち”
9月1日のオリックス戦、同点に追いつきなお満塁のチャンスで打席に立った島内宏明選手は、ライトスタンドへ特大の満塁ホームランを記録。逆転弾に湧く中、島内選手がバットを掲げながら一塁ベース付近まで走る姿に注目が集まった。その様子は“バット投げ”ならぬ“バット持ち”として話題に。一風変わった談話を見せる島内選手が、グラウンド上でも個性を発揮した。
埼玉西武:“劇団獅子”
今季まで埼玉西武の指揮を執ってきた辻󠄀発彦元監督。シーズン中は、メンバー発表時の演出がファンを楽しませた。スタジアムDJのRisuke氏のアナウンスとともに、ベルーナドームのビジョンで辻󠄀発彦元監督が紹介されると、その周囲には選手やコーチがスタンバイしており一芸を披露。その演出が毎回異なることから、“劇団獅子”の愛称で親しまれた。
千葉ロッテ:“おぎたか”
世代交代、ではなく若手とベテランによる“最強コンビ”が生まれた。高部瑛斗選手は、シーズン序盤から打率3割に迫る勢いでチームのリードオフマンに定着。一方、ベテランの荻野貴司選手は開幕に出遅れた。しかし夏場に入ると荻野選手の経験値が光る。7、8月は月間打率が3割を超え、調子を上げきれずにいた高部選手を2番にし、荻野選手が1番に。するとこの“おぎたか”と呼ばれる打順が的中し、千葉ロッテも粘りを見せた。
オリックス:“時代は山足”
7月31日「1番・セカンド」で先発起用された山足達也選手は、2安打を放つと好守備に好判断など守りでも躍動した。この“主役級”の活躍から「#時代は山足」と話題に。この言葉にちなんだグッズも販売されるなど、トレンドをつくった。一方でシーズンに目を向けると、出場試合数は2年連続減の39試合。打率も.182と低迷した。それでもここまでブームを起こす人気からは人柄もうかがえるが、来季は時代を築く勢いの活躍にも期待したい。
福岡ソフトバンク:“ジョーカー牧原”
藤本博史監督から「ジョーカー牧原」と呼ばれ、今季大きな飛躍を遂げた牧原大成選手。「ジョーカー」とは、トランプにおいて万能であり最強なカードだ。内外野こなすユーテリティさに加え、試合を決める勝負強さも持つ牧原選手はまさに「ジョーカー」。今季は自己最多の120試合の出場に加え、規定打席にはあとわずか及ばなかったものの、打率は.301を記録した。
ぜひ6つのノミネートされた流行語の中から、『“やっぱりこれも外せない“パーソル パ・リーグTV 流行語アワード 2022』にふさわしいと思うワードに投票いただきたい。
「“パテレ行き”タオル」プレゼントも。「パーソル パ・リーグTV 流行語アワード 2022」詳細
そして投票された方の中から、抽選で20名の方に「“パテレ行き”タオル」をプレゼント。詳細は下記の通り。
投票期間:11/11(金)12:00〜11/17(木)23:59
応募フォームはこちら
※応募はお一人様一回までとさせていただきます。
※ご応募に際しては事前に本ページ下部記載の“注意事項“をお読みください。
※ご応募いただいた方は“注意事項“に同意いただいたものとみなします。
文・小野寺穂高
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