杉本裕太郎が勝ち越しタイムリー! オリックスが福岡ソフトバンクにカード勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2022.7.24(日) 17:25

オリックス・バファローズ 杉本裕太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 杉本裕太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月24日、京セラドームで行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第17回戦は、7対4でオリックスが勝利。

 オリックスは3回裏、2つの四球で2死1、2塁の好機をつくると、6番・宗佑磨選手が中前適時打を放ち先制に成功。しかし先発の田嶋大樹投手は、先制点をもらった直後の4回表に柳田悠岐選手の本塁打で同点とされると、グラシアル選手の適時打で逆転を許す。5回表にも柳田選手に2打席連続の本塁打を浴び、1対4となった。

 追いかける打線は5回裏、1死2、3塁から宗選手、紅林弘太郎選手の連続適時打で1点差に。続く若月健矢選手の犠飛で試合を振り出しに戻す。さらに同点で後を継いだ2番手・比嘉幹貴投手は、6回表を3者連続三振に抑えチームを勢いづけた。

 すると打線は6回裏、野口智哉選手の四球、吉田正尚選手の安打で2死1、3塁の好機をつくる。ここで「序盤のチャンスの場面では打てていなかったですし、何とかやり返したい思いで打席に立っていました」と、杉本裕太郎選手が適時二塁打を放ち2点を勝ち越し。7回裏には若月選手の今季第1号ソロが生まれ、3点差にリードを広げる。

 8回表は本田仁海投手が無失点でつなぎ、9回表はワゲスパック投手が5番手として登板。四球と内野安打などで無死満塁のピンチを招いたが、2者連続三振で2死を奪うと、最後は谷川原健太選手を内野ゴロに打ち取り、7対4で試合終了。

 勝利したオリックスは、宗佑磨選手が猛打賞、杉本選手と若月選手が2安打2打点を記録するなど打線がつながり、計13安打7得点。平野佳寿投手が「特例2022」で登録抹消となるなか、リリーフ陣も無失点リレーで勝利を手繰り寄せた。

 一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発の東浜巨投手が4.1回98球8安打7奪三振4失点と、勝利投手の権利目前で粘れず。5年ぶりに中継ぎで登板の和田毅投手が2死まで奪うも、オリックスの主軸につかまった。打線では柳田選手が4安打。最終回は無死満塁の好機を得たが、反撃とはならなかった。

  123456789 計
ソ 000310000 4
オ 00103210X 7

ソ 東浜巨-武田翔太-●和田毅-松本裕樹-津森宥紀
オ 田嶋大樹-○比嘉幹貴-山崎福也-本田仁海-Sワゲスパック

文・小野寺穂高

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