「Monday パ」では、一軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも、皆さまにパ・リーグを楽しんでもらえるよう、パ・リーグの旬な情報を配信しています。毎月第○月曜日の数字にちなんでピックアップした情報をお届けします。各週毎のテーマは以下の通り。
第1月曜日・・・「初」記録特集
第2月曜日・・・「二」軍のネクストブレイク選手を特集
第3月曜日・・・気分爽快! 奪「三」振特集
第4月曜日・・・豪快な一撃! ホームラン特集
第5月曜日・・・ 5、8、10月限定の番外編! 内容はお楽しみに
7月第1月曜日の今日は、「初」記録を特集。海の向こうからやってきた助っ人や、ブレイク中のオールドルーキーなどを動画とともにピックアップします!
MLB通算155セーブの千葉ロッテ・オスナが来日初勝利!
千葉ロッテは頼もしい助っ人が入団。MLB通算155セーブ、セーブ王も獲得経験のあるロベルト・オスナ投手が9日に正式加入した。6月24日のオリックス戦では、リリーフカーに乗らず走って登場する“我流”の持ち主。26日の2登板目では、サヨナラ勝利を呼び込む好リリーフで初勝利を挙げた。すでに2勝をマークするなど、勝利を呼び込む男とともにチームも浮上していきたい。
上川畑大悟がプロ初本塁打など大ブレイク!
ドラフト9位入団、25歳のオールドルーキーがチームの起爆剤となる活躍を見せている。上川畑大悟選手は6月26日の福岡ソフトバンク戦でプロ初本塁打を記録。同試合では三塁打と安打も放ち、サイクル安打までもあと一歩と躍動した。29日には今季2号本塁打、7月2日には要所での代打で適時二塁打をマークするなど、チームに欠かせない存在となりつつある。
栗山巧 球団史上初の大記録を本塁打で飾る
昨季通算2000本安打を放ったプロ21年目の大ベテラン、埼玉西武の栗山巧選手は6月28日の北海道日本ハム戦で「同一球場1000安打」を達成。球団史上初の快挙を飾ったのは今季第2号となる“確信弾”だった。獅子一筋を21年貫いてきたからこその大記録。6月の月間打率は.353と全く衰えを感じさせない栗山選手は、これからも所沢で安打を積み重ねる。
パの初記録ダイジェスト
他にもパ・リーグでは、こんな「初」記録が生まれている。
◯東北楽天:内田靖人選手・今季初打席初打点(7月2日 千葉ロッテ戦)
ファームでは42試合で打率.309の好成績。安打、本塁打と確実にステップを積み重ね、今度こそチャンスをつかみたい。
◯福岡ソフトバンク:石川柊太投手・今季初完封(7月3日 埼玉西武戦)
圧巻の6回まで“ノーノー”ピッチ、9回1安打完封投球。チームも新型コロナウイルス感染者が増える苦しい状況のなか、好投でチームをけん引している。
◯1シーズン4度の「ノーノー」は史上初!?
オリックス・山本由伸投手が6月18日、史上86人目となるノーヒットノーランを達成。今季は両リーグ合わせて4人が成し遂げており、これは2リーグ制後では初となっている。
今週のパ・リーグ見どころ
先週の戦いを終え、首位・福岡ソフトバンクと2位東北楽天のゲーム差は「2.5」とやや開いた。一方、福岡ソフトバンクと5位・オリックスは「7.0」差と、混戦の様子が漂う。
その福岡ソフトバンクは東北楽天との直接対決から幕を開ける。オリックスは3位・埼玉西武と3連戦。また、6位・北海道日本ハムは4位・千葉ロッテとの対戦からスタート。ともに前カード勝ち越してはいるものの、3日は手痛い敗戦でカードを終えており、悪い流れを切りたいところだ。
週末は千葉ロッテとオリックスが上位争いの直接対決。東北楽天はホーム3連戦で埼玉西武を迎え撃つ。福岡ソフトバンクとオリックスの一戦は福岡で行われ、試合数としては折り返しを迎えるなか、首位、上位を争う直接対決にも注目したい。
文・小野寺穂高
「Mondayパ」ほかの記事はこちらから
パ・リーグの注目ニュース
・2023 PLAY BALL!~谷口雄也が綴る、Fビレッジ・カウントダウン~ 第5回
リゾート気分を味わえるプライベートヴィラ。ついに屋根が動いた!?現在のエスコンフィールド
・野球観戦×音楽!アート!!アウトドア!!! 「イーグルスフェスティバル」でアフター5や週末をアクティブに過ごそう
・史上わずか3名の狭き門。「パ・リーグ一筋で12球団勝利」を達成した男たち
・6球団の選手から“100万人登録記念”お祝いコメントが到着!
・おみやげにオススメ パ・リーグを観戦したら買ってほしいご当地グッズ
記事提供: