「Monday パ」では、一軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも、皆さまにパ・リーグを楽しんでもらえるよう、パ・リーグの旬な情報を配信しています。毎月第○月曜日の数字にちなんでピックアップした情報をお届けします。各週毎のテーマは以下の通り。
第1月曜日・・・「初」記録特集
第2月曜日・・・「二」軍のネクストブレイク選手を特集
第3月曜日・・・気分爽快! 奪「三」振特集
第4月曜日・・・豪快な一撃! ホームラン特集
第5月曜日・・・ 5、8、10月限定の番外編! 内容はお楽しみに
5月第1月曜日の今日は、「初」記録を特集します。開幕からおよそ1カ月ほど駆け抜けてきたプロ野球で、どのような“初記録”が生まれたのでしょうか。野球を観ながらGWをさらに満喫しましょう!
藤井聖がプロ初登板で初勝利を飾る!
東北楽天の藤井聖投手は、28日の千葉ロッテ戦で一軍公式戦では初先発となるマウンドへ。試合は1点差の緊迫した展開となったが、藤井投手は落ち着いた投球を披露。6回4安打4奪三振無四球無失点の投球でプロ初勝利をマークした。登板後には「自分の中では100点です」と喜びをかみ締めながらも「ここがスタートなので、こういうピッチングを積み重ねていきたいですね」と、次を見据えている。
初の先頭打者弾など4ホーマーの三森大貴が開幕から好調!
福岡ソフトバンクでは、プロ6年目・三森大貴選手が開幕から好調を維持している。30日の東北楽天戦では、自身初の先頭打者弾を記録。打率も3割超えと、リードオフマンとしての地位を確立しつつある。5日のオリックス戦でプロ初アーチを記録するなど、今季はここまで4本塁打。ブレイクの1年になるか、今後も活躍から目が離せない。
期待の若手がプロ初安打をマーク!
埼玉西武の川野涼多選手(九州学院高校、19年ドラ4)は、30日のオリックス戦でプロ初安打をマーク。「球種は覚えていません。結果はともかく、とにかく3球振ろう!と思って打席に入った」と、まさに無我夢中でつかみとった思い出の一打となった。
また、5月1日にはオリックスの池田陵真選手(大阪桐蔭高校、21年ドラ5)もプロ初安打を放った。池田陵選手はここまで、二軍で26試合に出場し打率.239、3本塁打と活躍。プロ初安打は埼玉西武の好投手・平良海馬投手から放ち「本当にうれしいです!!」と喜びを口にした。
4月に生まれた初記録ダイジェスト!
他にも、この1カ月でさまざまな「初記録」が生まれている。ここでは、その中から2選手をダイジェストで紹介したい。
今季の開幕投手に任命された、北海道日本ハムの北山亘基投手(京都成章高校-京都産業大学、21年ドラ8)は開幕戦以降クローザーとして活躍。4月12日の埼玉西武戦では、3点リードの9回裏に登板すると圧巻の3者連続三振を奪い、プロ初セーブを記録した。なお、チームとしては開幕から勢いが出てこなかったが、この試合でBIGBOSSが就任後初の連勝。1週間後には3連勝もマークするなど、上位を狙う。
千葉ロッテのルーキー・池田来翔選手(習志野高校-国士舘大学、21年ドラ2)は、4月3日の埼玉西武戦でプロ初安打となる二塁打を記録。この一打から追加点が生まれ、同試合先発の佐々木朗希投手の本拠地初勝利を後押しした。
今週のパ・リーグ見どころ
いよいよ5月に突入。各地ではゴールデンウィークに合わせて様々なイベントも開催されている。ぜひこの機会に球場にも足を運んでみてはいかがだろうか。
先週末は東北楽天が福岡ソフトバンクに2連勝し、ゲーム差「4」で首位を固めた。3位には吉田正尚選手が調子を上げてきた昨季の覇者・オリックスが後を追う。そのオリックスは、福岡ソフトバンクと東北楽天の6連戦と、パ・リーグの上位争いも加熱しそうだ。
一方、埼玉西武は山川穂高選手が本塁打ランキングで1位を独走の「9」ホーマーをマークするなど、一軍復帰後も好調を維持している。また前日の試合では1イニング9得点を叩き出すなど、爆発的な力を持つ北海道日本ハムの打線にも注目だ。
文・小野寺穂高
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