8月14日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第18回戦は、5対1で東北楽天が勝利した。
東北楽天先発の藤井聖投手は初回、2安打で2死1、2塁のピンチを招くも、後続を捕邪飛に打ち取る。2回以降は、打たせて取る投球を中心に6回まで無安打で2塁も踏ませず。危なげない投球でスコアボードに「0」を並べた。
援護したい打線は5回表、ボイト選手、太田光選手の安打などで2死1、3塁から、中島大輔選手、村林一輝選手の連続適時打で2点を先制する。7回表にも、小深田大翔選手の安打などで1死3塁とし、村林選手の適時打でスコアを3対0とした。
藤井聖投手は7回裏、2死1、2塁と初回以来のピンチも、後続を投ゴロに仕留める。直後の8回表に押し出し四球と犠飛で2点を追加し5対1となったが、藤井投手は8回裏、連打で無死2、3塁から内野ゴロの間に1点を失ったところで降板。後を受けた西垣雅矢投手が、1死3塁の場面を無失点で切り抜けた。
4点リードの9回裏は藤平尚真投手が無失点に抑え、試合終了。勝利した東北楽天は、藤井投手が7.1回98球6安打2死球2奪三振1失点の好投で5勝目。打線は、村林選手が2安打2打点、ボイト選手が2安打、中島選手が2打点を挙げている。
一方、敗れたオリックスは、先発・田嶋大樹投手が6回101球6安打3四球3奪三振2失点の粘投。打線は、計7安打を放つもあと一本が出ず、1得点に終わった。
123456789 計
楽 000020120 5
オ 000000010 1
楽 ○藤井聖-西垣雅矢-藤平尚真
オ ●田嶋大樹-才木海翔-井口和朋-入山海斗
文・横山蒼
藤井聖が8回途中1失点の好投で5勝目 東北楽天が対オリックス5連勝
パ・リーグ インサイト
2025.8.14(木) 21:24
