【ファーム】藤井聖が6回2失点と試合をつくるも、東北楽天が競り負ける

パ・リーグ インサイト

2022.4.20(水) 16:51

東北楽天ゴールデンイーグルス・藤井聖投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・藤井聖投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月20日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦第4回戦は、2対3で東北楽天が敗れた。

 東北楽天の先発は藤井聖投手。今日は初回からボールを丁寧に低めに集めて、東京ヤクルト打線に的を絞らせない投球を見せる。しかし4回表、安打と四球、犠打で1死2、3塁とされると、吉田大成選手に適時打を許して失点。さらに元山飛優選手の犠飛で、この回2点を先制された。

 2点を追いかける打線は4回裏、1死から2番・武藤敦貴選手が粘って四球を選ぶと、3番・黒川史陽選手が安打でつないでチャンスを拡大。4番・マーキ選手も四球で1死満塁とし、5番・茂木栄五郎選手が押し出し四球を選んで1点を返す。さらに6番・岡島豪郎選手が犠飛を放ち同点に追い付いた。

 勝ち越したい打線だが、東京ヤクルト投手陣の前にチャンスをつくりながらも無得点に終わる。すると、7回表から登板した2番手・弓削隼人投手が2死3塁のピンチを招き、丸山和郁選手に適時打を打たれて再びリードを許す展開となった。

 投手陣は、福山博之投手、渡邊佑樹投手がつないで打線の援護を待つ。打線は8回裏、先頭の安田悠馬選手が四球で出塁するものの、後続が倒れて得点できず。9回裏も先頭のオコエ瑠偉選手が四球で出塁したが、無得点に終わり試合終了。敗れた東北楽天は、先発した藤井投手が6回90球5安打6奪三振2四球2失点と試合はつくったが、打線が5回以降好機を生かせず競り負けた。

  123456789 計
ヤ 000200100 3
楽 000200000 2

ヤ 丸山翔大-宮台康平-○嘉手苅浩太-鈴木裕太-S坂本光士郎
楽 藤井聖-●弓削隼人-福山博之-渡邊佑樹-吉川雄大

文・木村圭

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