【Monday パ】データと動画で見る、佐々木朗希の超人的な投球! 〜Apr. 3rd week〜

2022.4.18(月) 18:00 パ・リーグ インサイト
千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手(C)パーソル パ・リーグTV

 今季からの新企画「Monday パ」は、一軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも皆さまに、パ・リーグを楽しんでもらうための週刊レポートです。毎月第○月曜日の数字にちなんでピックアップした情報をお届けします。各週毎のテーマは以下の通り。

第1月曜日・・・「初」記録特集
第2月曜日・・・「二」軍のネクストブレイク選手を特集
第3月曜日・・・気分爽快! 奪「三」振特集
第4月曜日・・・豪快な一撃! ホームラン特集
第5月曜日・・・ 5、8、10月限定の番外編! 内容はお楽しみに

 4月第3月曜日の今日は、奪三振シーンを特集。データと動画の側面から、パ・リーグの「ドクターK」をまとめていきます!

奪三振記録で佐々木朗希が超人的なペースを見せる!

【パ 奪三振ランキング】
1位 佐々木朗希投手 31回 56奪三振
今季投球成績 31.0回7安打56奪三振、防御率1.16
2位 千賀滉大投手 29.0回 31奪三振
3位 上沢直之投手 25.0回 27奪三振

 奪三振、といえば佐々木朗希投手が10日に歴代記録を大きく更新した「13者連続奪三振」、そして「完全試合達成」は記憶に新しいだろう。そして17日の北海道日本ハム戦でも先発した佐々木朗投手は、再び超人的な投球を披露した。8回まで14奪三振を含むパーフェクトピッチ。2試合連続の圧巻投球、まさに「伝説」を超えた投球を動画でもご覧いただこう。

動画:佐々木朗希『8回102球14奪三振のパーフェクト投球』《THE FEATURE PLAYER》

 パ・リーグ投手陣の今季の奪三振数を見てみても、佐々木朗投手の56奪三振は圧倒的だが、最多奪三振タイトルを獲得したことのある千賀滉大投手、山本由伸投手(22回26奪三振)も開幕から高い成績を残している。奪三振数では、それぞれリーグ2位、4位につけ、勝利数では負けなしの3勝をマークしている。防御率も0点台と実力通りの結果と言えるだろう。

千賀投手の動画:【無傷3連勝】千賀滉大『要所を締めて 7回94球無失点』

山本投手の動画:【球団新18連勝】山本由伸 7回投げて『被安打9・与四死球6・失点2』

 では、ここからはさらに詳しく、統計的に成績を分析する「セイバーメトリクス」の観点からパ・リーグの投手を見ていきたい。

セイバーメトリクスで見る、パ奪三振ランキング

 選手データを統計学的見地から客観的に分析し、選手を評価したり戦略に生かす「セイバーメトリクス」には、投手を評価する指標としてさまざまあるが、今回は“奪三振特集”ということで三振に関連する「K/9」と「K/BB」を取り上げる。

「K/9」とは・・・投手の奪三振数を9イニング平均で表す指標で、奪三振率とも言われる。平均値は“7.60”前後。

「K/BB」とは・・・奪三振数÷与四球数で表される指標。ともに野手や球場に左右されにくいため、投手の実力、特に制球力を示す。一般に“3.5”を超えると優秀な投手と評価される。

【K/9ランキング】(規定投球回到達のみ)
1位 佐々木朗希投手 16.26
2位 山本由伸投手 10.64
3位 上沢直之投手 9.72

【K/BBランキング】(規定投球回到達のみ)
1位 佐々木朗希投手 28.0
2位 加藤貴之投手 17.00
3位 田中将大投手 & 石川歩投手 10.00

 言うまでもなく、佐々木朗投手の成績は群を抜いている。「K/9」の16.26は、毎試合16奪三振以上奪う投手であるという能力を示す。本来、K/9は登板イニングが少ない救援投手で高くなる傾向にあるが、佐々木朗投手は救援投手を含めてもリーグ4位の好成績(山本由伸投手は同基準で17位。1位はモイネロ投手の19.29)。また、17日の試合で8三振を奪い、佐々木朗投手と熱い投手戦を繰り広げた上沢直之投手も、一気に順位を上げてランクインしている。

 さらに驚くべきは、佐々木朗投手が示す「K/BB」の28.0。これは一般に評価される“3.5”を桁違いに上回る数字だ。というのも、今季56三振をすでに奪っている佐々木朗投手は与四球がわずかに「2」。この数字からは、160km/hを超える速球をコントロールする能力も高いことが証明される。まだシーズンは始まったばかりだが、今後どこまで記録が伸びていくかが注目だ。

今週のパ・リーグ見どころ

 先週のパ・リーグは、相次ぐ新型コロナウイルスの感染により3試合が中止になるなど、各球団離脱選手も相次ぐなか、東北楽天が福岡ソフトバンクに連勝で首位に浮上。開幕出遅れた北海道日本ハムも、じわりじわりと白星を挙げて5位・埼玉西武とのゲーム差は「1」。火曜日からは首位・東北楽天との3連戦が控える。

 また、球団記録を更新する自身「18」連勝中の山本投手も登板予定。そして佐々木朗投手の連続パーフェクトピッチは現在17イニング連続で、こちらは日本新記録を更新中である。歴史的なこれらの記録がさらに続いていくか、パ・リーグファンは要チェックだ。

文・小野寺穂高

パ・リーグの注目ニュース

佐々木朗希の「完全試合・奪三振記録記念グッズ」を販売中!
パ・リーグ6球団公式サービス「パ・リーグ Exciting Moments β」の新たな動画ラインナップ
「イーグルスキッズのゴールデンウィーク」開催決定!
大人気の「甲斐が恋する海鮮天丼」がお弁当になって登場!
開幕ダッシュに失敗しても優勝は可能? 昨季の上位2チームの“3月”を振り返る

関連選手記事/PLAYER

関連チーム記事/TEAM