山崎福也が7回77球無失点の好投! 福田周平と伏見寅威に本塁打が飛び出したオリックスが快勝

パ・リーグ インサイト

2021.7.3(土) 20:30

オリックス・バファローズ 山崎福也投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 山崎福也投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月3日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第14回戦は、8対0でオリックスが勝利し、カード勝ち越しを決めた。

 オリックスは2回表、2者連続の四球で無死1、2塁とすると、敵失間に1点を先制する。なおも1死2、3塁のチャンスで、1番・福田周平選手が2019年ぶりとなる1号3ランをスタンドへたたき込み、4対0と序盤から試合の主導権を握る。

 さらに6回表には、T-岡田選手と宗佑磨選手の連打で無死1、3塁の好機を演出すると、モヤ選手に適時打が飛び出し1点を追加。なおも1死満塁の場面で福田選手が犠飛を放ち、6対0と隙のない打撃で埼玉西武を突き放す。

 オリックスの先発・山崎福也投手は、初回に森友哉選手に二塁打を許すも、味方の好守もあり、本塁を踏ませず。以降は打たせて取る投球でスコアボードに0を並べる。6回裏には、岸潤一郎選手の二塁打、森選手の内野安打などで2死1、3塁のピンチを背負うも、栗山巧選手を内野フライに打ち取り無失点で切り抜ける。

 8回表には伏見寅威選手の3号2ランで勝利を引き寄せると、8回裏はK-鈴木投手が走者を背負いながらも要所を締める投球で無失点でつなぐ。8点リードで迎えた最終回は、漆原大晟投手が3者凡退に抑え、8対0で試合終了。

 勝利したオリックスは、先発の山崎福投手が7回77球4安打1奪三振無失点の好投で4勝目をマーク。打線も福田周平選手と伏見寅威選手に本塁打が飛び出し、大量リードを得た。一方、敗れた埼玉西武は、先発・今井達也投手が6回113球6安打5奪三振4四球6失点(自責点4)と試合を作れず。打線も得点圏に走者を置くも、あと一本が出ず無得点に終わった。なお、本日一軍登録された外崎修汰選手は復帰後初安打を記録した。

  123456789 計
オ 040002020 8
西 000000000 0

オ ○山崎福也-K-鈴木-漆原大晟
西 ●今井達也-武隈祥太-佐野泰雄

文・下村琴葉

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