柳田悠岐の決勝打で鷹が鯉に競り勝ち7連勝! 復帰の今宮健太が勝ち越しのホームイン

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2021.3.20(土) 16:06

3/20 ホークス対カープ ダイジェスト(C)パーソル パ・リーグTV
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 3月20日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと広島のオープン戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発・高橋礼投手は初回、鈴木誠也選手の適時打など3連打で1点を失う。3回表には得点圏に走者を置いたが、3番・西川龍馬選手を投ゴロに打ち取り、このピンチは無失点で切り抜けた。最終的には4回を投げ切ったところで降板。被安打4、2四死球と決して本調子ではなかったが、最少失点でしのいだ。

 1点を追いかける打線は2回裏、4番・グラシアル選手のオープン戦初安打を足がかりに無死1、3塁の好機を演出。すると6番・松田宣浩選手の三ゴロの間に1点を返し、同点に追いつく。さらに、6回裏には1死2塁から柳田悠岐選手の適時打で追加点を挙げ、勝ち越しに成功した。

 5回表から2イニングを高橋純平投手が無失点に抑えると、リードした7回表にはワンポイントリリーフで嘉弥真新也投手、残りを杉山一樹投手がつなぐシーズンさながらの継投を見せる。続く8回表には岩嵜翔投手、9回表には森唯斗投手が連投のマウンドへ上がり、ともに3者凡退で締め2対1で試合終了。福岡ソフトバンクが連日の接戦を制し、7連勝を飾った。

 勝利した福岡ソフトバンクは、鉄壁の投手陣が2日連続で広島打線を1点に抑え込み、1点のリードを守りきった。打線では、急性腸炎で離脱していた今宮健太選手がスタメンに復帰し、6回裏には二塁打を放ち決勝のホームイン。「体調は問題なかったし、動きも悪くなかったと思う。春先にコンディションが良くなかったふくらはぎの状態もいいですし、今日は走塁でもしっかり走ることが出来た。あとは開幕にしっかり調整出来ればと思う」とコメントし、復調をアピールした。

  123456789 計
広 100000000 1
ソ 01000100X 2

広 ●九里亜蓮-島内颯太郎-中田廉
ソ 高橋礼-○高橋純平-嘉弥真新也-杉山一樹-岩嵜翔-S森唯斗

文・吉村穂乃香

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