11月5日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天イーグルスの第24回戦は、4対2で楽天イーグルスが勝利し、オリックスとの今季最終戦を締めた。
楽天は初回、オリックスの先発・田嶋大樹投手に対して1番・小深田大翔選手の二塁打などで1死1、3塁の好機を得ると、3番・浅村栄斗選手の内野ゴロの間に1点を先制。
4回裏に逆転を許すも、直後の5回表に9番・田中貴也選手の安打などで1死2、3塁の好機を演出すると、2番・小郷裕哉選手の犠飛で同点に追い付き、試合を振り出しに戻す。
楽天の先発・辛島航投手は4回裏に中川圭太選手の2号2ランで逆転を許すも、以降は大きく崩れることなく、7回を投げ切って降板。8回裏は2番手・牧田和久投手が得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑え、味方の奮起を待つ。
すると最終9回表、6番・田中和基選手の安打などで1死3塁とすると、8番・銀次選手が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。なおも2死2塁のチャンスで1番・小深田選手にも適時二塁打が飛び出し、試合終盤で2点のリードを得る。迎えた最終9回裏は松井裕樹投手が3者連続三振を奪って試合終了。楽天が4対2で勝利した。
勝利した楽天は先発・辛島航投手が7回5安打10奪三振2失点の好投を披露。打線は銀次選手が値千金の勝ち越し打を放ち、勝利に導いた。一方、敗戦したオリックスは3番手・張奕投手が誤算だった。なお先発・田嶋大樹投手は7回5安打6奪三振2失点(自責点1)の力投で自身初の規定投球回到達を達成した。
123456789 計
楽 1000100024
オ 0002000002
楽 辛島航-○牧田和久-S松井裕樹
オ 田嶋大樹-鈴木優-●張奕-齋藤綱記
文・下村琴葉
関連リンク
記事提供: