10月30日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天イーグルスの第22回戦は、2対1で楽天イーグルスが勝利。3連戦の初戦を白星で飾り、千葉ロッテとのゲーム差を「1.5」とした。
千葉ロッテの先発・小島和哉投手は、初回から楽天打線を相手に内野ゴロを積み重ねて得点を与えず。3回表に迎えた1死満塁のピンチでは3番・浅村栄斗選手を併殺に仕留めるなど、要所を締めて6回102球を投げて被安打3、無失点と好投する。一方の楽天・岸孝之投手も千葉ロッテ打線から6回までに8つの三振を奪って流れを渡さず。両先発による投手戦が続き、6回までスコアボードには0が並んだ。
均衡が破れたのは7回表。千葉ロッテの2番手・唐川侑己投手に対して、楽天は先頭の5番・鈴木大地選手の安打と2つの四球で1死満塁の好機を得ると、9番・下妻貴寛選手がしっかりと犠飛を決めて先制点を挙げる。しかし直後の7回裏、千葉ロッテは1死から4番・安田尚憲選手が安打を放つと、続く5番・清田育宏選手が適時二塁打で続き、すぐさま試合を振り出しに戻した。
同点となって迎えた8回表、楽天は1死から3番・浅村選手が四球を選ぶと、4番・島内宏明選手が中前打を放って1死1、3塁とする。続く5番・鈴木選手の打席で千葉ロッテ・澤村拓一投手の暴投の間に3塁走者が生還。試合終盤に貴重な勝ち越し点をつかみ、楽天が2対1とリードを握った。
楽天は先発の岸投手が8回1失点でマウンドを降りると、9回裏のマウンドに松井裕樹投手を送り込む。先頭の2番・荻野貴司選手を中飛に打ち取ると、続く3番・中村奨吾選手、4番・鳥谷敬選手を連続三振に仕留めて試合終了。2対1で楽天が勝利を収めた。
岸投手が8回120球を投げて10奪三振、1失点と好投。試合終盤には相手救援陣から得点を重ね、3連戦の初戦を勝利で飾った。一方の千葉ロッテは、6回無失点と好投した小島投手を援護することができず。バッテリーエラーで痛恨の勝ち越し点を許し、4連敗を喫した。
123456789 計
楽 000000110 2
ロ 000000100 1
楽 ○岸孝之-S松井裕樹
ロ 小島和哉-唐川侑己-●澤村拓一-ハーマン
文・成田康史
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