浜屋将太が6回途中1失点で3勝目! 木村文紀の先制弾&栗山巧の適時打で獅子が鴎に1差

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2020.10.28(水) 21:31

埼玉西武ライオンズ・浜屋将太投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・浜屋将太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月28日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天イーグルスの第21回戦は、4対3で埼玉西武の勝利。ベテラン・涌井秀章投手とルーキー・浜屋将太投手の投げ合いは、浜屋投手に軍配が上がった。

 先制したのは埼玉西武。2回裏、先頭の外崎修汰選手が二塁打を放つと、三盗を決めて好機拡大。その後2死となるも、木村文紀選手が甘い球を逃さず振り抜き、7号2ランを放って先取点を奪取した。

 援護を受けた浜屋投手は、2回以降毎イニング出塁を許すが、本塁を踏ませない粘りの投球を見せる。4回表、5回表には先頭打者に長打を浴びるも、果敢に腕を振り、5回までを無失点で投げ抜いた。

 粘投を続ける浜屋投手だったが、6回表に満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を奪われたところで降板。それでも、2死1、3塁の場面でリリーフした宮川哲投手が、ここまで2安打を放っているロメロ選手を遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 するとその裏、投手陣の踏ん張りに打線が応える。1死1、2塁の好機を作ると、4番・栗山巧選手が値千金の2点適時二塁打を放って突き放した。7回以降は勝利の方程式を投入。8回表に平良海馬投手が浅村栄斗選手に32号ソロを、9回表に増田達至投手小郷裕哉選手に3号ソロを浴びるも、4対3と1点差で逃げ切った。

 埼玉西武は今試合の勝利で2位・千葉ロッテとのゲーム差を「1」とした。浜屋投手は5.2回を投げ5安打3四球1失点と粘投し、今季3勝目を挙げた。一方、楽天の涌井投手は7回4失点と粘るも、今季4敗目を喫した。

  123456789 計
楽 000001011 3
西 02000200X 4

楽 ●涌井秀章-福山博之
西 ○浜屋将太-宮川哲-森脇亮介-平良海馬-S増田達至

文・望月優樹

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