10月25日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第23回戦は、10対1で千葉ロッテが快勝。序盤の猛攻で主導権を握り、連敗脱出に成功した。
千葉ロッテは初回、オリックスの先発・張奕投手から2番・荻野貴司選手、3番・中村奨吾選手の連打で2死1、2塁の好機を作ると、5番・菅野剛士選手が適時打を放ち1点を先制。その裏、復帰登板となった千葉ロッテの先発・岩下大輝投手が3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露し、幸先よくスタートを切る。
追加点が欲しい千葉ロッテは3回表、先頭の藤原恭大選手が俊足を生かし内野安打とすると、荻野貴選手が二塁打を放ち無死2、3塁と好機を拡大。ここで中村奨選手が2点適時二塁打を放ち追加点を挙げ、なおも1死2、3塁の場面で6番・福田秀平選手の打球が敵失を誘い2点を追加。この回一挙4点を奪い、千葉ロッテが5対0と大きくリードした。
たたみかける千葉ロッテ打線は5回表、先頭の荻野貴選手が安打で出塁すると、続く中村奨選手が適時二塁打、福田秀選手にも適時打が生まれ、2点を追加した。8回表にも攻撃の手を緩めず、連続四球などで1死1、2塁の好機を迎えると、藤原選手の適時打、代打・鳥谷敬選手の2点適時二塁打が生まれ3点を追加。10対0と一方的な試合展開となる。
千葉ロッテの先発・岩下投手は5回を無失点にまとめると、6回裏から2イニングをフローレス投手、8回裏を小野郁投手でリードを守り切る。9回裏は佐々木千隼投手が福田周平選手の適時打で1点を返され、さらに2死満塁のピンチを迎えるも、最後は佐野皓大選手を三振で打ち取り試合終了。
勝利した千葉ロッテは、先発の岩下投手が5回4安打無失点の好投を披露し今季6勝目。序盤の集中打で試合を決定づけ、2位死守へ連敗をストップした。8回表に適時二塁打を放った鳥谷選手は、プロ通算350二塁打を記録した。一方敗れたオリックスは、先発の張投手が、5回11安打7失点(自責点6)と試合をつくることができず、打線も反撃の糸口をつかめなかった。
123456789 計
ロ 104020030 10
オ 000000001 1
ロ ○岩下大輝-フローレス-小野郁-佐々木千隼
オ ●張奕-鈴木優-齋藤綱記
文・山本理絵
関連リンク
・10/25 イーグルス対ファイターズ結果
・10/25 ホークス対ライオンズ結果
・【ファーム】10/25 ファイターズ対ベイスターズ結果
・【ファーム】10/25 ライオンズ対スワローズ結果
・【ファーム】10/25 マリーンズ対ジャイアンツ結果
記事提供: