9月18日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第16回戦は、7対3で北海道日本ハムが逆転勝利を収め、連敗を「2」で止めた。
千葉ロッテは1回表、1番・角中勝也選手が二塁打を放つと、2死から4番・安田尚憲選手のタイムリーで1点を先制。3回表には角中選手の安打や2者連続の四球で2死満塁のチャンスを作ると、6番・佐藤都志也選手がタイムリーツーベースを放ち3対0と千葉ロッテが試合を優位に進める。
3点を追う北海道日本ハムは3回裏、9番・清水優心選手、1番・杉谷拳士選手の連打で1死1、3塁とすると2番・松本剛選手がレフト前にはじき返すタイムリーで1点を返す。なおも2死満塁で5番・近藤健介選手 、6番・大田泰示選手の連続2点タイムリーで、一挙4点をあげ、北海道日本ハムが逆転に成功。4回裏には千葉ロッテの2番手・東妻勇輔投手から松本選手が1号2ランをスタンドへたたきこみ、7対3とリードを広げた。
北海道日本ハムの先発・マルティネス投手は制球に苦しみ、3回打者16人に対し80球、4安打2四球3失点と課題が残る登板になった。しかし後を受けた加藤貴之投手・堀瑞輝投手・玉井大翔投手が無失点リレーで千葉ロッテ打線を封じ込め、9回には宮西尚生投手が3者凡退で試合を締めゲームセット。
勝利した北海道日本ハムはリリーフ陣が奮闘。走者を背負いながらも4回以降は得点を許さなかった。打っては松本選手が2ランを含む3打点で勝利に貢献。近藤選手もタイムリーを記録し、千葉ロッテとの相性の良さを見せつけた。
敗れた千葉ロッテは、先発の中村稔弥投手が3回につかまり、3.2回打者19人に対し71球、6安打2四球2奪三振6失点(自責5)で降板。続く東妻投手も2ランを浴びるなど、投手陣が打ち崩された。打線は10安打を放つも決定打に欠き、得点につなげることができなかった。
123456789 計
ロ 102000000 3
日 00520000X 7
ロ ●中村稔弥-東妻勇輔-小野郁-東條大樹
日 マルティネス-○加藤貴之-堀瑞輝-玉井大翔-宮西尚生
文・下村琴葉
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