8月15日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第11回戦は、9対0で北海道日本ハムが勝利。対戦成績を5勝6敗とし、栗山英樹監督がNPB史上24人目、球団では大沢啓二氏以来となる監督通算600勝を達成した。
北海道日本ハムは初回、1死から2番・渡邉諒選手、3番・近藤健介選手の連打でチャンスを作り、4番・中田翔選手の内野ゴロで先制。さらに4回表にも中田選手に16号2ランが生まれ、千葉ロッテ先発・二木康太投手から3点を先行する。
北海道日本ハムの先発・有原航平投手は序盤から援護を受け、テンポのいい投球を披露。6回裏には自身の失策を皮切りに無死2塁のピンチを作るも崩れることなく切り抜けた。試合を通してはチェンジアップと直球による緩急が冴えわたり毎回奪三振を記録するなど、7回109球4安打9奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。
終盤にかけても打線は攻撃の手を緩めない。6回表に6番・横尾俊建選手の安打などで満塁としたところから、8番・宇佐見真吾選手が犠飛を決めると、8回表には7番・清宮幸太郎選手に適時打が飛び出し、5対0とリードを5点とした。
さらに9回表には、先頭の9番・中島卓也選手の安打を皮切りに千葉ロッテの3番手・永野将司投手を攻め立て、渡邉選手、5番・大田泰示選手の適時打に加え、途中出場の谷内亮太選手の犠飛も重なりこの回4得点を追加。12安打9得点と大量リードする展開に。
継投に入った8回裏は宮西尚生投手が完璧なリリーフを披露し、9回裏には守護神・秋吉亮投手が9点リードを保った場面で登板。3番から始まる千葉ロッテ打線に反撃の糸口を与えず、無失点で締めて9対0で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、有原投手が約1カ月ぶりとなる2勝目をマーク。主砲の中田選手も1本塁打、3打点を記録した。一方の敗れた千葉ロッテは先発した二木投手が7回までを投げて8奪三振という投球を見せるも、前日12得点を挙げた打線が散発4安打と沈黙。2度の得点圏の好機を生かせなかった。
123456789 計
日 100201014 9
ロ 000000000 0
日 ○有原航平-宮西尚生-秋吉亮
ロ ●二木康太-東妻勇輔-永野将司
文・和田信
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