8月6日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行わたオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦第11回戦は、6対5でオリックスがサヨナラ勝利。紅林弘太郎選手が3安打、中川圭太選手が2安打3打点をマークした。
オリックスの先発は2年目の富山凌雅投手。初回こそ中日打線を3者凡退に抑えたが、2回表に石垣雅海選手の2号2ランで2失点。以降も4回表に高松渡選手の適時打、5回表に石川昂弥選手の適時打でそれぞれ1失点を喫し、5回92球7安打3四球4失点の内容で降板した。
一方の打線は初回、1番・杉本裕太郎選手、3番・紅林弘太郎選手の安打で1死1、3塁とし、4番・中川圭太選手の遊ゴロの間に1点を先行。2回裏には、2死から敵失策と9番・後藤駿太選手の内野安打で1、2塁の好機を得ると、杉本選手の適時二塁打、2番・西野真弘選手の2点適時二塁打で逆転。5回表に同点に追い付かれたが、5回裏に中川選手の2号ソロで5対4と再びリードを得た。
リードするオリックスは、6回表を海田智行投手が無失点に抑えたが、7回表に前佑囲斗投手が石岡諒太選手に適時打を浴び、試合は振り出しに。以降は8回表を金田和之投手が3者凡退、9回表を増井浩俊投手が3者連続三振に打ち取る完璧な投球でつなぎ、試合は9回裏へ。
9回裏、中日・木下雄介投手の前に簡単に2死とされたが、紅林選手が150km/hの直球をレフト前へ運ぶと、敵失策も重なって得点圏へ。一打サヨナラの場面で打席に立った中川選手が、フルカウントからライト前へ適時打を放ち、6対5で試合終了。
勝利したオリックスは、先発の富山投手が5回4失点、前投手が1失点を喫したが、打線が12安打で6得点を挙げ、中日とのカード3連戦を3連勝、チームは引き分けを挟んでの連勝を「6」に伸ばした。
一方敗れた中日は、先発した阿知羅拓馬投手が4回7安打1四球4失点、2番手・石田健人マルク投手が1回3安打1失点と、5回までに5失点。終盤に打線が試合を振り出しに戻したが、失策も重なってサヨナラ負けを喫した。
123456789 計
中 020110100 5
オ 130010001X 6
中 阿知羅拓馬-石田健人マルク-三ツ間卓也-藤嶋健人-●木下雄介
オ 富山凌雅-海田智行-前佑囲斗-金田和之-○増井浩俊
文・東海林諒平
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