8月4日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第4回戦は、11対4で北海道日本ハムが勝利。大田泰示選手が2本塁打、近藤健介選手が13試合連続安打の活躍を見せ、チームは4位に浮上した。
北海道日本ハムは初回、埼玉西武先発の高橋光成投手の立ち上がりを責める。先頭の西川遥輝選手が四球を選び出塁、続く2番・中島卓也選手が犠打を決め、ノーヒットで1死2塁のチャンスを作ると、3番・近藤健介選手の左越適時二塁打で先制した。
北海道日本ハム先発の上沢直之投手は2回表、栗山巧選手の4号ソロですぐさま同点とされたが、打線が3回裏2死1塁から5番・大田泰示選手が勝ち越しの4号2ランを放ち、スコアを3対1とした。
5回裏には安打と2四球で満塁とすると、大田選手が押し出し四球を選び、4対1とリードを広げる。ここで埼玉西武の先発・高橋光成投手は降板となり、2番手・森脇亮介投手がマウンドへ。1死満塁から森脇投手の暴投の間に3塁走者が生還すると、7番・横尾俊建選手が犠飛を放ち、6対1と埼玉西武を引き離した。
力強い援護を受けた上沢投手は6回表、2死満塁から中村剛也選手の適時打で6対3とされると、続く栗山選手の適時二塁打で6対4と迫られたところで降板。なおも2死2、3塁のピンチだったが、ここは代わった堀瑞輝投手が見事な火消しを見せた。
打線は6回裏、1死満塁から中田選手の犠飛、大田選手のこの試合2本目となる5号3ランで4点を追加。8回裏にも中田選手の犠飛で1点を追加すると、7点リードの9回表は4番手・西村天裕投手が3者凡退に抑え、11対4で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発の上沢投手が5.2回6安打8奪三振4失点の内容で2勝目をマーク。一時は2点差まで詰め寄られたが、大田選手が6打点の活躍を見せるなど打線が11得点を挙げ、カード初戦を取った。一方敗れた埼玉西武は、先発した高橋光成投手が4.1回3安打7四球6失点と試合を作れず。打線は6回裏に反撃を見せたが、投手陣が踏ん張れなかった。
123456789 計
西 010003000 4
日 10203401X 11
西 ●高橋光成-森脇亮介-小川龍也-今井達也-佐野泰雄-宮川哲
日 ○上沢直之-堀瑞輝-玉井大翔-西村天裕
文・北嶋楓香
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