7月28日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦第3回戦は、8対5で埼玉西武が勝利。
埼玉西武の先発は内海哲也投手。初回から2イニングは無安打に抑えたが、3回表に連打から走者を背負うと、樋口龍之介選手の4号3ランで3失点、5回表には郡拓也選手に適時二塁打を許し、5回までに4失点。続く6回表にも今井順之助選手に適時打を浴び、続く打者に安打を浴びたところで降板。結果的には5.2回打者27人に対し107球、8安打2四球5失点の内容でマウンドを降りた。
一方の打線は、北海道日本ハムの小刻みな継投の前に的を絞れずにいたが、3回裏から登板した3番手の立野和明投手を捉えた。3回裏に佐藤龍世選手の適時打で1点を返すと、4回裏には敵失策から得点圏に走者を進め、柘植世那選手の適時打で2点目。
2点を追う5回裏には、3連打で1死満塁の好機を演出すると、岸潤一郎選手の遊ゴロが敵失策を誘い、3人が生還。なおも1死3塁の場面で西川愛也選手に適時打が生まれ、この回一挙4得点を挙げ逆転に成功すると、7回裏にも西川選手、拓殖選手の適時打で2点を挙げ、8対5とリードを3点に広げた。
埼玉西武は8回表を相内誠投手が3者凡退に抑えると、9回表は武隈祥太投手が満塁のピンチを招きながらも無失点で締め、8対5で試合終了。先発の内海投手が6回途中5失点も、打線の援護に恵まれ2勝目をマーク。打線では呉念庭選手、佐藤選手が猛打賞、西川選手、拓殖選手が2安打を記録した。
一方敗れた北海道日本ハムは、先発の堀瑞輝投手、2番手・西村天裕投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだが、3番手・立野投手が失策も絡んで3回6失点(自責点2)と崩れた。
123456789 計
日 003011000 5
西 00114020X 8
日 堀瑞輝-西村天裕-●立野和明-鈴木遼太郎-鈴木健矢
西 ○内海哲也-野田昇吾-相内誠-S武隈祥太
文・東海林諒平
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