有吉優樹が6回2失点で2018年以来の白星! 千葉ロッテが埼玉西武との初戦を制す

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2020.7.7(火) 21:30

千葉ロッテマリーンズ・ 有吉優樹投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・ 有吉優樹投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第1回戦は、8対6で千葉ロッテが勝利。先発の有吉優樹投手が6回2失点と好投、打線も打線も8得点を挙げ、6連戦の初戦を制した。

 千葉ロッテの先発は、右肘手術後初勝利を狙う有吉優樹投手。3回表に8番・川越誠司選手の三塁打、続く鈴木将平選手の犠飛で1失点、6回表には外崎修汰選手の適時二塁打で2点目を奪われたが、大きく崩れることなく6回2失点の好投を披露。結果的には6回打者25人に対し87球、5安打5奪三振2四球2失点の内容でマウンドを降りた。

 一方の打線は5回裏、先頭の中村奨吾選手が二塁打で出塁すると、2死から藤岡裕大選手の適時打で同点に。なおも荻野貴司選手が四球で続くと、2番・マーティン選手が2点適時打を放って勝ち越しに成功。6回裏には中村選手の適時打と安田尚憲選手の1号2ランで3点を追加し、6対2と4点のリードを得た。

 継投に入った千葉ロッテは7回表、2番手のハーマン投手が源田壮亮選手の2点適時三塁打、山川穂高選手の適時内野安打で3失点を喫したが、打線が7回裏にレアード選手のタイムリーで2点を追加。8回表をジャクソン投手が走者を背負いながらも無失点に抑えると、9回表は益田直也投手が1点を失いながらも後続を断ち、8対6で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、先発の有吉投手が2018年8月28日以来となる白星をマーク。打線では3年目の安田尚憲選手に待望の本塁打が生まれるなど、11安打で8得点を挙げた。敗れた埼玉西武は、先発した高橋光成投手が6回9安打9奪三振1四球6失点で今季初黒星。「風が強い中、利用して投げられたところもありました。変化球はいつも以上に曲がったところもあり、(風を)使えたところもあったと思います。ただ、ずるずると失点をしてしまったり、相手の流れを止めることができませんでした。次に向けて、しっかり練習していきます」と登板を振り返った。

  123456789 計
西 001001301 6
ロ 00003320X 8

西 ●高橋光成-宮川哲-田村伊知郎
ロ ○有吉優樹-ハーマン-ジャクソン-S益田直也

文・東海林諒平

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